4月の塚口真庵ちょっと大人のお茶稽古 レポ

2017年04月18日 14:41

栂口真庵お茶稽古、8日は釣釜、9日は透木釜で。最後の炉の稽古でした。
今年は桜が遅かったので、両日共に花見の趣向で。両手に道具を抱えて出向くので、あまり多くの道具を変えることができないので、水指がちょっと合わないのですが、おゆるしいただいて。
8日は桜餡の主菓子も作って持っていけましたが、9日は疲れて作れなかったので、じないまちの老舗の和菓子屋、柏屋葛城堂さんの主菓子桜を持参。干菓子は、さまざま桜と手作りの花見団子(州浜)です。
今日の透木釜よく煮えがついて、湯気が気持ちよく上がりました。
今月も楽しいお茶稽古でした。
来月から風炉になります。5月13日(土)14日(日)に開催、準備から来ていただいたら、灰型もしています。茶箱の卯の花もさせていただきたいと思っています。
どなたでもご参加いただけます。ブ   

4月5日 じないまちキモノ散歩 レポ

2017年04月18日 14:37

4月5日 じないまちキモノ散歩、今年度の最期のイベント、フォーマルな着物で細雪ツアー。とっても素敵でした。寺内町は本当にキモノ姿が似合う町です。
小説や映画でおなじみの美しい3姉妹の物語「細雪」。大店のいとさん、こいさん気分で楽しむツアーです。ご参加の皆さまの着物姿、とっても美しかったです。私は皆さんを引き立てるように控えめなシルバーグレーの色無地一つ紋に、桜文様の袋帯にしました。旧田中家での昼食は、じないまちの入り口にある和遊膳おおにしさんの春の膳。
じないまちを散策して、旧杉山家の前からタクシーで、桜の隠れた名所弘川寺へ。咲き始めた桜の美しいこと。
本堂の廊下をお借りして、野点の茶会。新古今和歌集に94の歌が載っている歌僧・西行法師が眠る寺でもありますので、少し、西行と桜のお話をさせていただきながら茶箱の卯の花点を。茶箱ならではの振出しの金平糖で盛り上がりました。あっ、転がる~~、あっ、赤が出たのであたりかなあ~なんて。楽しいお客様方です。主菓子はじないまちの柏屋葛城堂の、春の野と桜。スタッフもお相伴しもましたが、屋外でのお茶、本当に美味しか...

4月2日じないまち峯風庵 西行法師と桜 夕去りの茶事

2017年04月18日 14:33

久々に茶事らしい茶事をさせていただきました。
茶事の勉強会を主催させていただいているので、ともすると茶人として茶事をさせていただいるのに、稽古茶事と同じように対応されると、ちょっと悲しいこともあるのですが。今回のお客様はそれぞれにお茶へのお気持ちがまっすぐな方々で、心地よく亭主をさせていただきました。。
西行法師と桜の茶事は、峯風庵ならでは。峯風庵から車で10分ほどの弘川寺に眠っておられる西行法師を偲んでの茶事です。

ねがわくは 花の下にて 春死なむ
           
そのきさらぎの望月の頃

願い通りに、2月16日の望月の日。73歳で亡くなっています。今の暦では3月31日ごろかと。

待合には、西行記念館に入ったところに展示されている西行法師の旅姿の木造にならって。旅姿の僧の墨絵をかけました。由緒のわからない色紙なのですが、何故か、うちに昔からあったものです。

    ほとけには 桜の花をたてまつれ
          我が後の世を 人とぶらわば
初入りの床には、西行さんの望みどおりに 桜の一枝を。夕去りの茶事は初座が花になるので、花が印象的にと花選びには時間をかけました。

初炭で使った香合には、空の文字が書かれています。茶事の終盤で、煙草盆に仕込んだ琵琶湖の風景を描いた火入れがでてきます。
       にほてるや なぎたる朝に見渡せば
            こぎゆく後の波だにもなし
亡くなる数年前に比叡山に慈円を訪ねた折に琵琶湖を見て詠んだ歌です。その時「空」を悟ったといわれています。
こんな風に、峯風庵の物語の茶事では、道具たちがさまざまな物語を繰り広げげます。お客様は謎解きのように、そのメッセージを受け止めてくださいます。
今回は水屋を頼まずに、一人亭主だったので、薄茶の煙草盆が一番心配でしたが、何とかお出しすることができました。出せなかったら物語が完結しなかったことでしょう。

懐石も一人なので、自分の思う通りに買い物も調理も盛り付けもできました。会心のできかも。(*^^*)
向付は、朝、新鮮なヒラメを手に入れて昆布〆に。春らしく黄身和えにしました。新わかめ、この短い季節だけ市場に出る花わさび、山葵を添えて。器は6世乾山、三浦乾也の重ね貝。とっておきの茶事に使う私の大好きな器です。汁は蓬麩。
煮物椀は、鯛を道明寺で包んだ桜餅。菜の花、独活の桜花、木の芽。時代の吉野椀です。

塚口真庵 ちょっと大人のお茶稽古4月から土曜日にも開催

2017年03月06日 18:55


四畳半茶室・塚口真庵ちょっと大人のお茶稽古は、4月から土曜日と日曜日の二日間開催させていただきます。濃茶点前や炭手前のご希望が多くなって日曜日だけでは対応できなくなってしまいましたので。
お茶稽古は一回毎のセミナー感覚でお申し込みいただけます。お客様でのご参加も大歓迎です。4時間、ゆっくりお茶に触れていただけます。
茶道をするにあたり、点前稽古はたぶん三割くらいで、そのほかにも身につけること、学ぶことはたくさんあります。
お茶稽古ではそのあたりのことも、合わせてお伝えしています。
じないまちの地元の催しとの関連で、第一もしくは第二の土曜日曜の二日間となります。
参加費は諸経費の高騰のため(茶道の啓発活動という私のラウフワークの一環でほぼボランティアで開催させていただいているプログラムなので、ご理解ください)500円アップで、3500円にさせていただきます。濃茶点前、炭手前はプラス1000円。薄茶稽古は参加費に含みます。濃茶点前、炭手前で薄茶点前希望の方は、もし薄茶点前稽古に空きがある場合にのみ、稽古していただけます。
ゆっくり、お客様で参加いただき、美味しいお茶を召し上がっていただき、お茶話などもお楽しみいただくのもおすすめです。

4月は8日9日です。
9日の日曜は点前稽古は薄茶稽古のみ空きがあります。お客様参加も大丈夫です。
8日は、濃茶点前、初炭手前、後炭手前に空きがあります。お客様参加は後1名様です。
8日は釣釜、9日は透木釜で開催です。

3月5日塚口真庵ちょっと大人のお茶稽古レポ==お水取り==

2017年03月06日 18:53

塚口真庵ちょっと大人のお茶稽古。本日は奈良・東大寺のお水取りの趣向で。
釣瓶の水指を持ってゆきたかったのですが、荷物が多くてあきらめました。
代わりに、水を思わせる手桶の花入れを持参して、稽古が始まる前に皆さんに花を入れる稽古をしていただきました。
じないまちのお店のお仲間から、美しい卜半椿をいただきました。この椿は、つぼみではなく、しっかり開いたものを花入れに入れることができます。峯風庵のお茶花の心配をしてくださる方がもう一人いらして、椿がたくさん手に入りましたので、お水取りにちなんで、床の花は散華にしました。贅沢させていただきました。感謝。
今日も釣り釜の風情に、酔いました。
お茶をする環境というのは、とても大切だと思います。侘茶の文化を伝えてゆくための環境として、風情ある四畳半茶室が、私には必須に思えます。炭の火の暖かさ、炭の還元作用によってもたらされる磁場のような空気感、炭の火で煮のついた釜から立ち上る湯気の気持ちよさ。茶筅の音や釜にさす水の音も四畳半茶室ならではの響きで、心に届きます。時間と共に変化する炭の状況で、煮えの様子、釜の松風の音も変化します。
今日は、後炭で輪胴とめもできました。
香合は、お寺の行事にちなんで鐘を。主菓子は浮嶋を作りました。銘は「若草山」。美味しいと皆さん絶賛していただきました。翠の色は蓬です。干菓子は、落雁の水と雲平の蝶々。茶入は膳所の大海と初心の方のために古瀬戸の肩衝を用意しまた。棗は、真塗りの面取り棗。お寺の行事らしいかなと。濃茶の茶碗はいつもの黒楽でしたが、薄茶の茶碗には、赤膚の奈良絵の茶碗と春草の茶碗を。関西では、お水取りが終わると本格的な春になるといわれていますので。茶杓に困って、今回は稽古ということで、黒いシミのある稽古用の茶杓に「お松明」という銘を付けて使いました。本物のお松明の燃え残りの竹で作られて茶杓がほしいのですが、貧乏茶人にはちょっと手がでません。(´;ω;`)ウゥゥ
今日も目いっぱいの稽古。皆さん、本当にお茶が好きなんだなあと、うれしくなりました。


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