2月4日、塚口真庵ちょっと大人お茶稽古 レポ

2018年02月06日 21:51

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2月4日、塚口真庵ちょっと大人お茶稽古。今年初めての稽古。皆さん熱心で目いっぱいの稽古ができました。。お茶が大好きな皆さんと一緒で、とても楽しい時間でした。立春ですが一日前の節分のお茶にさせていただきました。福がいっぱい!鬼さんも顔を出しました。
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干菓子は、手作りのお多福豆のグラッセと柊の州浜。五色豆も枡に入れました。
主菓子は手作りの酒まんじゅう。温めてお出ししたら、お酒の香りがいっぱいに広がりました。可愛い梅模様が好評。
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初稽古なので、私からは点前の心得を少しお話させていただきました。ただ美しいだけの点前では足りません。点前で道具を清める所作がたくさんありますが、道具を清めると同時に自身の心も清めているということ、そして点前をご覧いただいているお客様の心も清まって、お茶の世界、時空が清らかなものになるようにと。
裏千家では3月が釣釜ですが、2月に釣釜で茶飯釜の茶事の勉強会をしますし、3月だけでは釣釜の炭手前をしていただける方が2名だけになりますので、今月あら釣釜に。四畳半茶室では釣釜の魅力を目いっぱい楽しんでいただけます。大きな茶室に釣釜では間が抜けてしまいます。
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下火を大きなぎっちょ3つ、赤々といこして尉(じょう)がうっすらかかるように。この風情は亭主がお客様を心からお待ちしていましたという気持ちが表れ、お客は美しさへの感動と感謝の心が生まれます。電熱では味わえないお茶の素敵です。
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今年は椿がなくて困っていたところ、たくさんいただき、皆さんにもお花を入れる稽古をしていただけました。
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3月も4日の日曜日にお茶稽古させていただきます。お客様でご参加いただき、ゆっくりとお茶をお楽しみいただくことができます。炭手前の見学、濃茶1回薄茶2回お客様として召し上がっていただけます。お茶が初めての方も大歓迎です。

1月の茶s懐石料理教室 茶飯釜粥の茶事の献立、レポ

2018年02月06日 21:43

1今回初めて、粥の茶事の懐石をしてみました。実際に炉に炭を入れて粥を煮ました。本当に寒い寒い日々でしたが、粥のおかげで、心も体もぽっかぽかです。
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3日ともうまく粥が煮えました。
献立は夜咄の茶事の献立を少し粥に合うようにアレンジして構成しました。節分もちかいので、節分の厄除けの鰯、ん(運)のつく食材をたくさん使いました。
うれしいことに、卒業生たちが、実際に茶事を自分でし始めたらまだまだ修行が足りないことに気づきましたと、戻ってきてくれました。10年ぶりのTさんは、谷町四丁目のビルの中野やめ間で作り込んだ四畳半茶室峯風庵の頃によく来てくださった方。あの頃の凛としたお茶を続けておられますねと言っていただきました。
お粥のおいしさに皆さんびっくり。特に最初にお出しする重湯は最高のおいしさ。三分粥には大徳寺納豆を入れて書き込むとお坊様の知恵二感心します。粥とよく合います。
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この後10分おきくらいに五分粥、全粥をお出しします。茶釜でご飯を炊くより粥の方が失敗はない貯思いますし、亭主が一回一回毒見をして頃合いを見てお出ししますので。ずっと席中でお客様と一緒にいるというのもいいものです。
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お酒もずっとだしておきますので、男性は喜んでおられました。今回はNさんにいただいたアルコール度が20もある原酒。とっても美味しくて、すっかりからになりました。
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さて、献立は
向付  
雲子(これはんと呼ばないで。タラに白子のくもこです)とゆり根の茶碗蒸し。梅人参、芹を添えて、ふり柚子。峯風庵の冬の鉄壁の料理です。
先付け  
粥の友を色々取り揃えていつでも召し上がっていただけるように。私の工夫です。梅干し。蜆の佃煮。lpmm美の佃煮。大徳寺納豆、法蓮草の胡麻和え、沢庵、日の菜の漬物
箸休め
レンコンのきんぴら
焼物
蓬麩の田楽  デビラカレイのむしり
強い肴
鰯団子の酒粕仕立て鍋 梅人参、梅大根、揚げ。こんにゃく 長ネギ 芹
小吸い物
へぎ金柑
八寸
鰯甘露煮ケシの実まぶし  タラの芽の衣揚げ
湯斗
主菓子
枡上用饅頭
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1月4日 戌年 峯風庵初釜 略茶事

2018年01月11日 00:30

お天気にも恵まれて穏やかな初釜の日。
毎年1月4日に開催してお正月気分いっぱいの初釜を楽しんでいただいています。
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初釜は本来は師匠が弟子を招く新年の催しですから。もちろん師匠が点前をします。お茶を習っていたころは、師匠の点前を拝見できるのは初釜と引き継ぎの時だけなので、とても真剣でした。師匠が手作りしてくださる初釜のお料理や花びら餅も、もちろん楽しみなものでした。
ある年、手料理は大変になってきたので料理やさんから豪華なお膳を取ってくださいましたが、喜びは半減、がっかりしたのを思えています。
私は弟子も取らず社中も持ちませんので、私の初釜にはどなたでもご参加いただけます。なるべく私の師匠がしてくださった初釜の形を、できるかぎり頑張って続けてゆこうと思っています。

茶事の勉強会や茶懐石料理教室、お茶稽古に参加してくださる方を中心に、鶴席6名様亀席6名様がそろいました。
初釜にはやはり嶋台茶碗を使いたいので、6名は必要最低限の人数です。高台が五角形の鶴を表している金のお茶碗で3名様、高台が六角形の亀の品のお茶椀で3名様、濃茶を点てさせていただけました。
初釜の鶴席 亀席はこの嶋台茶碗にちなんでいます。
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蓬莱山飾りで神様に供えた小梅と昆布をいただいて、待合では大副茶をお出しします。
腰掛待合に移動していただいてb、迎え付け。つくば意を使っていただいてお席入り。

床には結び柳とおめでたい語の墨蹟を。花ももろ飾りにしました。青竹は除夜釜斗初釜のために山から切ってきていただいたので、清々しい感じがお客さあ二喜んでいただきました。ピンクの椿が先過ぎてしまいましたが、まあお正月なので笑っているような花もいいかなと。
蓬莱山飾りは、米、海の物2種、山の物2種、茶家であhお持ちの代わりに炭を飾ります。後はおめでたい感じに毎年アレンジしています。今年は稲の穂と鶴が待っている扇子を飾ってみました。
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初炭の下火の三炭の選び方、熾し方が大事ですと、いつもお伝えしていますが、亀席の方がちょっと時間が足りなくて全体に尉がかからなくてちょっと黒いところが残ってしまいました。残念無念。赤い炭に薄く全体にかかった白い灰は、お客様を心よりお待ちしていましたよという現れです。
初炭の羽箒は白鷹。香合は九谷の脇窯の吸坂焼きの宝船でした。七福人と宝物を満載しています。皆さんの処に福と宝が届けけられるようにと、初釜にはよく登場する私のお宝の香合です。
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お食事は例年通り根来の隅切り盆に羽子板、蛸と独楽。
今年は祝い肴三品(黒豆 ごまめ 数の子)と煮しめのお正月料理の定番と、戌年にちなんでワンちゃんの好きなステーキ肉も登場。小向はタイの昆布〆カラスミ和え。煮物椀は、鴨雑煮。八寸は、毎年同じですが、これが楽しみでと言われるロブスターと慈姑の素揚げ。花びら餅㎡もちろん手作りです。
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寒いので中立をやめてトイレ休憩をとることに。中立ちがないと炭が心配ですが、鶴席も亀席も点心の間にうまく煮えがついてくれてほっとしました。お客様の目の前で、お湯を足したり炭を触ったりはちょっと美しくないのでで、初釜では、ここが一番緊張します。

水指と茶入れを飾らせていただいて、濃茶、続き薄。
煙草盆の火入れも宝尽くしにしました。干菓子は、いつもの京都の手作り飴・開運干支飴です。州浜は手作りで竹を。竹冠二犬という字を書くと「笑」という字に似ています。犬の笑顔に嘘はないといわれるそうで、笑い犬が愛されますね。

道具はあんまり変えることはできませ4んでしたが、水指には富士のつまみがついています。点心のご飯の横に小茄子の辛子漬を添えていましたので、炭手前で出てきた白鷹と合わせて初夢の「一富士 二鷹 三茄子」ができました・
茶入は笑い犬にちなんで「笑窪」という銘のついた古瀬戸の大海。薄茶の茶碗は、戌の張り子の模様のついた黒楽を新調しました。
今回は茶杓に、想いが。 人間禅 総裁老子様にけづっていただき、銘「舞」です。言葉には力があります。特に禅語には大きな気づきがあったり生きる勇気をいただいたり。今年も人生の節目を迎えて思い悩んでいる方がいらしたので、彼女のために用意した「舞」でしたが、皆さんの心にも響いたようでいろいろな感想を寄せていただきました。

トム・ハンクス主演の映画で「フォレストガンプ」という映画があったのを覚えていらっしゃる方、いらっしゃるでしょうか・
少し知的障害のある少年が。人生のいろいろなシーンで優しい心とその時々の正直で精いっぱいの活動で、最後は望んでいたことではないけれどおお金持ちになってしまいます。最後のシーンで、主人公がベンチに一人座っていると鳥の羽がフワリフワリ地味落ちてきます。このシーンが忘れなれなくて。

鶴が舞う、雪が舞う、花が舞う。風邪が舞う、心が舞う・・・。 とどまらないで。固まらないで、軽やかに舞うように生きる。禅の心にも通じ、お茶的な見方でいうと美しいなあと思います。
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皆様にとって、今年が美しい一年でありますように。

まだ書きたいこといっぱいありますが、また来年の初釜で。(*^-^*)

# 行く年 くる年除夜釜の茶事

2018年01月10日 23:32

除夜から元旦の朝にかけて行う除夜釜の茶事。大変なので、ほとんどする方がいなくなってしまった茶事です。
稽古茶事以外のいわゆる本番の茶事では写真は撮らないのですが、レポートがそっけないので、バックヤードでとれるものは撮っておくのですが、私もなかなか大変でバックヤードでの撮影もほとんどできませんでした。
年越しの茶事、除夜釜は今度いつできるか、もしかしたらこれが最後になるかもしれないので、今回はお詰さんお願いして、除夜釜の一番の見どころ、埋めておいた除夜の炭を半田にあげて、そこから種火をもらって伝統をつなぐという点前のところを撮影していただきました。除夜はお出ましにくいので、行きたいけど行けないという方がたくさんありましたので、ご覧いただければ幸いです。
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さて、年越しの茶事はお席入りが午後の9時半。露地で迎え付け、手燭の交換をしてお席入り。
床には「紅炉一点雪」の禅語と石菖の鉢。

例年は除夜の部分は席入り後すぐに薄茶の茶会と年越しそばになるのですが、今回はより炭に心をお寄せていただきたくて、煮釜をかけて、夜咄の茶事に習って、まずは前茶を。寒い夜少しでも早く温まっていただこうと、手早く水屋の道具でおも合いで薄茶を差し上げます。そして、、初炭手前。暗闇の中。下火の三炭がとても美しい。心入れの尉をご覧いただいて、大きな炭を入れてゆきます。点炭がはいっても、お客様は炉のそばから離れるのがなごりおしいという風情。香は鳩居堂の座雲。香合は楽入作の鐘です。

つついて薄茶。お菓子はねずこの木でできた蒸籠で蒸した、熱々の柚子蒸饅頭。そして。小さな干し柿と手作りの雪輪落雁をざっくり盛り合わせて。

続いて、年越し蕎麦をさし上げます。信州の十割蕎麦を湯がいて、にしんの甘露煮と洗いネギ、山椒を添えて。冷めないように小風呂敷に包んで持ち出します。これから除夜の鐘衝きと、初詣に出かけていただくので、体を温めるように燗を付けたお酒も。徳利といろいろの石盃で。
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除夜の鐘はすぐ近くの重要文化財の興正寺さんで。小さな町の鐘衝きは、人もも少なく静かです。この静けさとァ鐘の音が心を清めてくれるようです。
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お客様とは別れて、私はお正月の準備に峯風庵に帰ります。お客様は電車で2つ向うの錦織神社へ初詣。富田林駅から向うは単線になるという田舎です。

峯風庵では今年は半東さんが頑張ってくれていて、待合や床はすっかり新年の室礼に。長い結び柳が少なくなって花屋さんも困っておられましたが、何とか床に垂れる柳を今年もかけることができました。
台所では毎年お手伝いいただく表流のT先生が点心の用意。
水屋の方々のおかげで、何とか年越しの茶事ができそうです。

お客様が帰られる頃には玄関の外にも灯りを入れて、お出迎え。
待合では掛物を今年の干支の戌に替えて、大副茶をお出しします。
改めて腰掛待合で迎え付けをさせていただいて、新年のお席入り。あけましておめでとうございますの挨拶が喜びを連れてきます。
床には、「松樹千年翠」の墨蹟、薄緑が美しい結び柳、そして蓬莱山飾り。

新年の初炭手前は、釜を上げて、半田を持ち出して昨年の炭をすべて上げて、炉の中を整えます。あまり大きな炭は残っていなくて、小さな炭ですが種火につ入れて、後は普通の初炭手前ですが、釜をかける前に水屋に下げ、今年の若水に変えます。伝統を受け継ぎ、若水で新風を吹き込むということを象徴しています。小さな種火でもちゃんと炭がお熾るのが、腕の見せどころ。点心の間にしっかり釜の煮えがつきました。

新年の進行はこの後の記事に書いた初釜とほぼ同じです。
でも、蝋燭の灯りの中での初釜は、なんとも不思議な空気感が流れて、眠いのもありますは、もうすっかり夢心地でした。

終了は朝の5時10分前でした。
長々お付き合いいただいて、お客様には感謝、感謝です。
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今度いつできるかわかりませんが、あまりする人のない除夜釜の茶事、皆さまにお届けしたいものです。

12月17日寺内町峯風庵超実践茶事勉強会

2018年01月10日 23:15

12月17日に開催させていただきました、じないまち峯風庵での茶事勉強会。朝10時からの黒門市場の買い出し、塚口では時間の関係でできない露地や茶室の掃除、懐石料理も野菜をあらうところから。5時席入りで終了は午後9時。ノンストップで突っ走ります。水屋コース5名様、お客コース5名様の心が寄り添って、勉強会ではありますが、とても感動的な茶事になりました。

峯風庵は低い椅子席、箱火鉢と江戸時代の蔵の扉を使ったオリジナルな茶室なので、点前が若干流儀とは変えなくてはならず、(もうそろそろ峯風庵流緒行ってしまおうか)、私が亭主をしながら進行します。これがなかなか大変。すっかり疲れたのと、すべてを出し切った抜け殻状態で、レポートを書くのが遅くなってしまいました。
写真は前茶です。
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超実践勉強会、水屋コースの片からは目いっぱい頑張りました、露地の木の葉拾いをしたら、とても気持ちがよくなりましたなどの感想が。道具のを清めるのは自分の心も一緒に清めているし、それをご覧になっているお客様の心も清まってゆくのだと師匠から教えを受けていましたが。掃除は苦手の私ですが、露地の掃除は、やはりはいつくばって行うことに意味があると思います。
お茶は単なる知識や技術だけではお茶にならない、そこがすごいことだし、素晴らしいことだと思います。
峯風庵での茶事の勉強会は、やっぱり私が目指すところをこれからも貫いてゆきたいt藻います。

さて、ご参加皆さまには 下記のご案内をお出ししていました。

雪降る聖夜をイメージして一週間早いクリスマスを皆さんと共に過ごせる幸せ。
侘び茶の成立当時は、南蛮人のもたらしたキリスト教の文化も取り入れられ、荘厳なミサの儀式がお茶の精神性に影響を与えたともいわれています。聖杯を拭き清めるピュリフィケーターという白い布のたたみ方・拭き方は茶碗を清める茶巾にその名残が見られます。
じないまちは戦国時代の末期に成立した宗教自治都市。程近い堺の町は海外との交易で栄えた町。寺内町では宗派に分かれる前の成立当時の茶道が盛んにおこなわれていたそうです。また、富田林市は40年ほど前まではクリスマスツリーに飾るグラスボールの生産地で、アメリカに輸出していたことから、クリスマスシティといわれているペンシルバニア州のベスレヘムの町と姉妹都市となっています。西欧の文化を盛んに入れた明治モダンの時代にもきっとクリスマスがこの町で楽しまれていたのではないでしょうか。
蝋燭の灯りのもと、クリスマスの茶事をお楽しみください。

待合には、s牧師に書いていただいたChristmasの色紙をかけ、煙草盆の火入れは馬(イエスキリストは馬小屋でおうまれになったそうです)汲み出しは伊万里の深めのワインカップに西洋卵酒(エッグノック)を。
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露地にはろうそくの灯り。寒いので湯桶もご用意しました。
初入りの床には手燭。この灯りで掛物の語を読み取ります。
まずは体を温めていただこうと、短繋の灯りだけで前茶を。
続いて初炭。下火の3炭の選び方、熾し方がとても大切。半東さん、やりましたね。すっかり尉がかかって、お待ちしていましたよという風情。
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懐石は懐石料理教室とあまり変わりないものにしましたが蝋燭の灯りのっもとでは、素晴らしい御馳走に見えました。
主菓子はやはり和菓子で作ったホールのクリスマスケーキ。席中で切り分けてお出ししました。

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中立ではトナカイのキャンドルスタンドもお出ししました。

後座の床には、清楚な白いバラに柊の小枝を添えて。夜咄の茶事では通常は石菖ですが、白い花は許されます。初座の紅炉との対比で、それぞれのイメージを膨らませていただければ。

水指は寒い季節によく使う波佐見焼の沈香壺。東インド会社を通じてヨーロッパに渡り、きっとクリスマスのマントル7ピースの上でポプリの良い香りを放っていたことでしょう。それがいつの時代にか日本に里帰りしてきたものです。道具組はクリスマスカラーの緑と赤を中心に、あちこちに雪をちりばめました。薄茶の主茶碗は杉野弘美さんの南蛮人の絵付け。ずっと前に大阪府知事の名代で世界各国の領事夫妻をお迎えしれの茶会をさせていただいたときに、思い切って手に入れたもの。その茶会開催のギャラを全部使っても全然足りないものでしたが、このお茶碗のおかげで、良い一期一会ができました。

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静けさの中にも、和やかにふけてゆくクリスマスの夜。私もよいクリスマスを過ごさせていただきました。

さあ、明日からは除夜釜と初釜の準備です。茶事ができる幸せを、皆さんに感謝。


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