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9月の塚口真庵ちょっと大人のお茶稽古 レポート

2017年09月10日 00:13

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塚口真庵ちょっと大人のお茶稽、今月は2日3日3日の2日間の開催。暑さも和らぎ、熱心な皆さまと一緒によい稽古ができました。 茶室の電気がいつもより暗くて、写真があまりよく撮れていませんが、簡単にレポートを。
小さい秋をお茶室尾中で見つけていただく趣向です。灰型は遠山をしていただきました。
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今回は、先月に続いてお茶をはじめたいという男性の割稽古もしました。また、お茶の世界には昔から興味があったのだけど、敷居が高くて躊躇していましたとおっしゃる女性が思い切ってお客さん参加していただき、4時間の稽古に付き合いっていただきました。お茶って、本当に心豊かで楽しいものなのですね、今日一日でぬね一杯たくさんのことを学びましたと言っていただき、今月終盤の茶事の勉強会にも申し込んでくださいました。
また、うれしいことに、先月に引き続き、東京の某大学の教授も参加してくださって、森さんは私たち教育者の神ですよ、なんていわれて、穴があったら入りたいくらい恥ずかしかったです。私は教育者というより茶人として生きてゆきたいだけで、良い先生かとといううと、そうでもないのではないかと自分では思っていて、もっと、一人一人のことを良く知り、人その人にあったアドバイスができたらと願っているだけです。
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たまたま、今月の床の掛物が、指月図でしたので、私は「あなたの月はほら、あっちかも」と月を指さす単なる指なので、皆さんは皆さんの月をめざすてほしいというお話をさせていただきました。月とは茶道をするものにとっての目的屋目標、意味であり。月が見つかったらもう指は不要です。ちょっと寂しい気もしますが、一人一人のお茶人生に寄り添うとはこんなことかなあと。

いつも同じ道具では面白くないだろうと、今回は、鉄絵草紋の水指と古九谷の月野枝のお茶碗を新しくしました。ついでに骨董のお茶s椀の手入れ方法も教授。

主菓子は、無花果水羊羹で、銘葉「夕焼け」 今頃の夕方の空は本当に夕焼けがいつくしいですね。干菓子は、社員マスカットをやわらかめの雲平で包んだ月の雫と黄な粉落雁no
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兎です。


濃茶野お茶碗は、黒楽と萩を出していました。さて、濃茶稽古される方はどちらを選ばれるかしらと、ちょっと楽しみながら見ていました。
萩は古袱紗がいるので敬遠されがちですが、秋に作萩野花をい目^事できるので、秋日は萩茶椀がよく利きます。
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茶花のないときで困っていましたら、また寺内町のお友達が何とかそろえてくださって、私も一軒ずつ花托鉢をして一輪づついただたので、皆さんに茶花を入れる練習もしていただけました。良かった。暑さのせいで、花がちょっと元気がなくなったのは残炎でしたが。


10月はイレギュララーですが。9月30日(土)10月1日(日)に開催させていただきます。風炉の名残りの侘びた風情のお茶をお楽しみください。会費は3500円で、濃茶稽古、炭手前をされるはが+1000円でお願いしています。
11時半から灰型 12時半ごろから茶花の稽古もしていただけます。開催時間は午後1時~午後5時。途中参加途中退出もOKです。

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8月25日じないまち物語「狐伝説」夕去りの茶事

2017年09月10日 00:11

8月25日じないまち物語「狐伝説」夕去りの茶事。
この茶事もおかげさまで峯風庵の五本の指に入るかなと思われる茶事となりました。いまだに茶事の名残を反芻しながら楽しんでいます。
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夕去りの茶事は夕方が去ってゆくころに開催する茶事です。
土間の上がり框には、昔の振袖を飾り(私が二十歳のころに来ていたものなので、十分アンティーク)ました。...
午後4時半のお席入り、くみ出しをお出しして露地へ。亭主は露地似迎え付けに出るまではお客様と顔を合わしません。露地での無言のあいさつの中に、互いの万感の思いが行き交います。

夕去りは初座が陽で、床には花をいれます。峯風庵に似合う時代のあるスイハツを探していましたがようやく見つかって。初座の花は印象的にトの思いがかないました。

ご挨拶で少し種明かし。狐といえば「狐の嫁入り」、皆さんご存知のことと思います。
さっと雨が降ってきてすぐにからりと晴れることをちょっと不思議な気持ちを込めて狐の嫁入りといいます。初炭の後、懐石では狐の嫁入りの祝いの膳をごいっしょにという趣向です。

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向付は特別に仕入れてもらった鯛の昆布〆を江戸時代の調味料の煎り酒で。煮物椀は華やぎのある長完絵絵替わりの椀で、名残りの鱧と走りの松茸を。

焼き物は、昔はご馳走だった地鶏の鍬焼き。農作業のあと,鳥を絞めて、たき火を熾して、農具の鍬で焼いたといわれる物。強肴は。梨と焼きマツタケなどの和え物。八寸からいいよ狐が登場するのですが、これは内緒。(^_-)

主菓子は手作りの地元の名産イチジクを使った手作りの「風一陣」。もののけが現れるときにはふぅ~と一陣風がふくとか。
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後座は蝋燭の灯りと短繋野灯りで、幻想的に。狐のお話が真に迫ってまいります。いろいろな化け狐の話をすすめながら、濃茶と薄茶を差し上げました。最後は狐の嫁入り行列で〆九九衛。これも内緒。(^_-)

セブンイレブン記念財団が発行している「みどりの風」という情報誌があります。2015年冬号に、哲学者 内山 節さんの「狐に騙されなくなった日本人」という記事が載っていました。1965年(昭和40年)を境に、日本から狐に騙されたという話が消えていった、と。人間の社会が自然と切り離され、経済や効率、科学中心の世の中に。日本人が社会というときには、今生きている人間だけでなく、死んだ人屋祖先や、周りの自然、生き物すべてを含んで社会というとられ方をしていて、里山も近くにあって、お隣さんと話をするのと同じように、キツネもちょっと気軽に声を掛けたり悪さをしたり。

ここ、じないまちでは、2017年の今でも狐に騙された話をされる方がいます。江戸・明治の町並が広域に残る町は、どこか不思議なファンタジーの世界のような感覚に陥ることがあり、そこで暮らす人の中にも、あれ、ひょっとして、この人は狐さん?なんて思うこともじないまち物語の茶事を世界をあれこれ考えていた時に、この記事画掲載された冊子を持ってきてくださったんも、里山の保全活動をされている方で、私は里山の狐さんと呼んでいます。

宮崎綾夫・スタジオジブリnファンタジー野世界は、どこかまだ日本人の心の隅っこにあって、時として何か大事な物事に気づかされてくれる。


こんなじないまち物語「狐伝説」の茶事をこれからも続けてゆきたいと願っています。
ぜひ、お付き合いくださいませ。5~6人様でリクエストいただきましたら、日程調整の上、そのグループの皆様のために開催させていただきます。
また、おりを見てお一人様からご参加いただける峯風庵主催の茶事としても開催させていただきたいとおもいます。

 夏を送るじないまち燈路 お気軽茶会

2017年09月10日 00:09

26日の第14回寺内町燈路と峯風庵のお気軽茶会。
夏を送る燈路まつりは、じないまちの皆さんが力を合わせて開催している手作りのイベントです。毎年8月の最終土曜日に開催されます。手作りの行燈に灯りが入るのは午後6時半から9時ですが、午後の4時くらいから、コンサートやマーケット。昔のスライドなども開催されます。
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いつもはひっそり静まりかえっている町にも、夕方になると浴衣姿の方が増えてきます。寺内町の交流館では、浴衣の貸し出しと着付けを1200円でしていただけるのが大人気。
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峯風庵では午後5時から9時まで、お気軽茶会と称して、500円で冷たい氷点の抹茶と地元の老舗柏屋葛城堂さんの葛饅頭をお出ししました。気軽ではありますが、お一人お一人心を込めて少量の水でしっかり練った薄茶を氷水で伸ばしてしっかり泡立てます。初めてですとおっしゃる方が多かったのですが、口々に美味しいね。と。この時間を生かして、じないまちのお話やご案内をさせていただきました。
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江戸・明治の町並を見ることができても家の中にはなかなか入れないので、明治2年建築の峯風庵の建具や家具なども楽しんでいただけました。
じないまちの旧家・仲村家に残されている江戸初期の茶事の資料そのままのお茶をしている峯風庵では、普段は正式の茶事を予約制でさせていただいているので、敷居が高いと思われているようです。なるべく、じないまちのイベントの時には、どなたにも峯風庵を楽しんいただけるように、またイベントのお休み処としてご利用いただけるように、ほぼボランティアですが、500円茶会を開催させていただいています。露地も開放して峯風庵の狐の行燈をたくさん並べて、多くの方にご覧いただけました
お手伝いいただきました方々にも感謝。
お茶会をしたり展望広場の灯りの番をしていて、町の千基以上の行燈巡りはできませんでしたが、地元の方々とも親しくお話もできて、とても楽しかったです。
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8月の茶懐石料理教室レポート「長月・月見の懐石とお菓子」

2017年09月10日 00:06

暑い中、大阪のはずれにある富田林じないまちの峯風庵まで、いらしてくださった皆様に感謝。
茶懐石料理教室では、茶事をされる方のお役にも立ちたいとひと月早めの献立で開催しますので、走りの食材の調達が結構たいへん。価格も割高なので、ちょっと贅沢です。私も一足早く、秋の味覚を堪能しました。
月見,夕去りの茶事の懐石料理とお菓子。
八寸の兎卵には鮭などを詰めていて,美味しいと好評。新作のお菓子にはシャインマスカツトが入っています。銘は、月の雫です。黄色い餡玉を薄青に染めた柔らかいぎゆうひで包みました。
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<長月・月見の献立>
向付  秋サバきずしと梨の白板昆布巻き
汁   小切茄子  赤だし味噌 山椒
煮物椀  じゅんさい入り葛卵豆腐 松茸、三度豆 青ゆず
焼き物   太刀魚 煎り酒焼き
強肴   新小芋 南京 三度豆
小吸い物 かぼちゃの種
八寸   ウサギ卵 サツマイモ
酒   月の井
主菓子 月の雫

9月は15日16日17日に、神無月,名残の懐石料理とお菓子です。...
10月は風炉の名残、お茶の名残。侘びた風情が日本人にはこよなく愛される季節です。
手間ひまかけた懐石の滋味深さをお楽しみください。炉の食材を使う最後の茶懐石料理教室になります。炉になると使う食材ががらりと変わります。普段はスーパ^にはなんでも売っていますが、せめて、自然を大事に思い自然い感謝して生きる茶人は季節の天地の恵みを心して使いましょう.

峯風庵の茶懐石料理教室では懐石、きちんとした懐石の心と形をお伝えしながら、楽しさも一杯です。

じないまち峯風庵 超実践朝茶事の勉強会レポート

2017年08月12日 13:53

7月30日に開催しました、じないまち峯風庵茶事塾(勉強会)の朝茶事のレポートが遅くなりました。
思い入れのある茶事はなかなか文章にはしにくいものですね。
「野分の翌朝」の朝茶事の世界をご用意しました。
南の海で、夏の終わりから秋にかけて発生する台風。日本では野分という風流な名前で呼ばれていました。大変な災害をもたらす台風ではありますが、海の水をでんぐり返して温度を下げる役割があって、避けては通れない自然現象です。人間の文明がこんなにも進んでも、どうすることもできない現状に愕然としたりします。心の痛みを抱えながらの茶事でした。
写真は目が見えにくいので順不同で掲載します。ごめんなさい。

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瓦


<待合の掛物は今年2月に東京の茶事に招かれたときに、雷門に立ち寄って購入した風神の団扇。火入れには雷神が描かれています。昨夜吹き荒れた大風や雨、雷を思い起こしていただきます。
汲み出しは冷たいレモン水。半東役が気を利かせて、きっとのどが渇いていらっしゃると思うのでいつもより多めにお出ししましたと。人を思うことから始まるお茶。ようやく、こんなメンバーさんが育ってきました。

腰掛待合に移っていただき迎え付け。席入りしていただいた、床には「閑座聴松風」の墨蹟。
台風で被害にあった地域、ケガをされたり命を落とされた方もあるかもしれない台風の翌朝に、茶人はのんきでいいねと言われそうですが。レポートを最後まで読んでいただいたら、この語を掛けた意図がわかっていただけるかと。台風風が通り過ぎた後は、何故か異様なまでにシンと静まり返っているさまも同時に表していますが。

さて、より実践力が身につくようにと、初めての試み、前日の茶事の準備も皆さんに体験していただく今回の茶事勉強会、しかも大阪のはずれの富田林じないまちの朝茶事、ご参加してくださる方があるのかしらとちょっと心配していました。でも、前日準備には7名が参加してくださって、黒門市場の買い出し、露地や茶室の掃除など、喜々として目を輝かせて、きびきびと動いてくださいました。
黒門市場では、どこで何をどれだけ購入するかがポイントですが、観光客の波にもまれて皆さん迷子に。(-_-;) 何とか希望の物をそろとができて、みんなで黒門ランチ。私の一押しの日本橋ビアホールで豚肉100%野ハンバーグやショウガ焼き。ご飯は小ビールに替えることができるので、私はビールに。暑くてご飯がのどを通らないので。(-_-;) みんなでいただくランチは美味しかった!

富田林の峯風庵に帰って、まずは露地の掃除。草を抜いて、木の葉をきれいに拾って、蹲を塩で磨いて、蹲の下の玉石を全部バケツにあげてきれいに洗うことも。木の葉一枚づつ洗うという方もありますが、私は、たっぷりの水を撒いて汚れを落として、蜘蛛の巣のチェック、枯れた葉っぱは丁寧に一枚ずつ切り取ります。腰掛待合は、しっかり二度拭き。翌朝、もう一度拭き清めます。
茶室の掃除は、まずははたきをかけ、掃除機、次にからぶき、そして最後にもう一度、掃除機。
道具を出して使いやすいようにセッティング。必要な備品の確認も。
懐石の下ごしらえもしておきます。最期に炭を洗って完了です。

翌朝は朝一番の電車で駆けつけてくださったり、じないまちのゲストハウスに泊まってくださったりで、水屋は早い方で6時には峯風庵到着。
いくら朝茶事とはいえ、前日にしてしまってはいけないこともありますので、朝から、みなさん気合十分。半東役は機転を利かせて亭主を助けますが、決してしてはいけないことがあります。茶入に濃茶を入れてはいけません。その日のお客様にどのような濃茶をお出しするのかは亭主の最大の役目。裏千家は茶入に入れたお茶を全部茶碗に入れますので、その量は亭主にしか決められません。せっかく入れていただいたものをまた出すのは気が引けますので、半東をされるときには、ぜひ、覚えておいていただきたいことです。

朝茶事は涼しさのおもてなしが重要ですので、露地の戸や簾にも水を打、玄関や露地にはいつもよりたっぷりの水を打ちます。気化熱で涼しくなります。

じないまちの峯風庵の茶室は私のオリジナルの箱火鉢を使った低い椅子席の茶室。点前が少し子tなりますので、私が亭主をしながら進行してゆきます。

初座では風炉ですが、炭点前が先になります。朝を告げる鶏の香合を使いました。
懐石は朝ご飯を差し上げますので、生物は使いませんし、焼き物は省略します。その代り香の物をたっぷりと。露うちは清々しく多めに。お酒は酒飲みのお酒として知られる高知の「酔鯨」です。大風の海で大きな鯨も波にもまれているのかなあとふと思ったものだから・・・。
膳の向うに付けた黒文字はお菓子は腰掛待合でお出ししますという印です。今回は、席入りが8時15分でしたので、外はもう暑くなっていましたのでクーラーの効いた茶室でお出しましたが、腰掛けでの練習をしました。お菓子は、南の海で発生する台風にちなんでトロピカルフルーツが入った「南海」という銘のお菓子を作りました。

席を改め、床には花を。ご参加のメンバーさんから、これは今日参加した人だけの目にとどめておきたいと言っていただいたので
すが、茶道の啓発活動をライフワークにしている私です。文章や写真で紹介しても、その場に居合わせた楽しみや感動や気づきなどは十分の一も表せないのですが、単に遊びで終わらない、こんなお茶もあることを少しでも多くの方にメッセージとしてお届けしたいと。亭主しながらなのでほとんど写真も撮れていないことですし、アップさせていただきます。この花にも多くの思いを込めました。
峯風庵の屋根から落ちた明治時代の割れ瓦を2枚組み合わせて、風雨でなぎ倒された草花が、また立ち上がろうとする姿を映しました。う~~ん、やっぱ路写真では心までは伝わりませんね。

茶入は海上がりの安南です。いつの世にか海賊船か台風によって海に沈んだ船から現代になって引き上げられた小壺を修復して、象牙の蓋を作り、仕服を着せたもの。濃茶の茶碗は、高麗茶碗を2つ用意しました。一つはお客役の方に、欠けたところを漆で継いだ御本です。もう一つは水屋コースのかたのために、ヒビやシミがたくさん見られる雨漏手の茶碗です。
うまくは表現できないのだけれど、心理学の深層心理、いろんな宗教の根本は皆同じ宇宙意思としてつながっている。いつかどこかで何かが壊れることがあっても、皆つながっていて、そのまんま受け入れる、抱きしめる、そんなことで修復がなされてゆき、宇宙も地球も、社会も人も救われてゆくのではないかと。
静かに座って釜の煮えの音を聴きながら、茶人は真・善・美を思い、何事にも動じない心をはぐくんでるのではないかと思います。いざ、何かあっても、慌てず、騒がず、隣人に手を差し伸べることができる、そんな茶人に、私はなりたい。(宮沢賢治さんのパクリみたいやなあ)

野分の茶事は、10年ほど前に「野分」という銘のついた茶杓を手に入れたことで、何度かさせてもらいました。最初は「野分のまたの日・・・・いとおかし」と清少納言が書き残している野分の後の風情も又風流というような世界でしたが、回を重ねるうちに何かと見えてくるものがあります。この茶事も二度と同じ茶事はできないことでしょう。お付き合いいただいた皆様ありがとうございました。

そうそう、ご参加いただいた方の中で、台風一過は、台風一家だとおもっていたと。雨戸を釘で打ち付けて、台風が通り過ぎるのを待ちながら、一家で身を寄せて夜を過ごした思い出は、子供心にはなんだかワクワクするような暖かいもののようでした。台風一家、面白いですね。茶人には臨機応変の対応やユーモアも必要です。(^'^)

これから、まだまだ台風がやってきます。どうか災害が最小で済むように、そして、皆さんご無事でと神に祈りたい気分になりましたので、薄茶でお出しした煙草盆の中には鎮守の森と鳥居が描かれた火入を仕込んでおきました。

はじめての超実践的な茶事の勉強会、みんなで助け合いながら、楽しく開催できました。次回は10月22日の日曜に開催。前日土曜の茶事準備にはお客コースの方もご参加いただけます。名残・正午の茶事です。会費は13000円(前日準備指導含む)です。普段ではめったにできないことをいっぱいしていただけます。


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