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1月4日 辰年の初釜w2尾終えて

2024年01月12日 02:39

1月4日に初釜を終えました。
弟子や社中を持たない峯風庵では、普段は別のお師匠様についておられる方がほとんどなので、初釜が重ならないように、毎年4日を決めています。
5名様のお席が2回の小さな初釜ですが、今年も床まで垂れる結び柳を用意し、いつもお客様をお迎えするときと同じに茶筅や袱紗を新品に。
名もなき巷の茶人のプ小さなライドです。
一日10椀の濃茶と大服の薄茶10椀を一人で点」てたら、さすがに答えました。今日まで、寝た切りおばさんしていました。(^’^)
濃茶は、各服になっても、しっかあり照りのあるトロリとまったりした昔ながらの濃茶を練ります。88歳までほぼ毎月茶事をされていた、どこの流派にも属さないで自身のお茶極められた木鶏さんの濃茶の練り方が好きで、ぐいぐいと力を入れて練り上げます。
茶名は千代乃翠、薄茶は白寿です。そう、お茶稽古でも茶事の勉強会でも同じものを使っています。稽古用を茶事に使っているのではなく、私が茶事に使う美味しいお茶をいつでも皆さんに召し上がってもらいたいから。たとえ500円茶会でも最高のランクの城壽を使います。お茶が初めての方でも美味しいと思ってもらうために。
いつも変わり映えのしない初釜ですが、昨年うちにやってきた道具4つをご披露しました。海辺の松に小さな帆かけ舟がたくさん描かれた染付の水指、糸屋宗由好みの糸屋通風の仕覆がついた茶入れ、いただいた手付きの瀟洒な風情の煙草盆、」そして金継ができて戻ってきた峯風庵のイメージ茶碗=山の峰々に風が吹く紋様がついています=お正月に院次は相応しくありませんが、今年も峯をふく風のように何事にもとらわれないで心遊ばせて自由で創造的なお茶をしてゆきたいとの思いで、ご披露しました。
小さな蓬莱山飾りに、米と炭、海の恵み2種、山の恵み2種を神様に供えて、お下がりの梅と昆布で、待合での汲み出汁を出しました。
花はちょっと咲きかけた西王母椿と白の葉ボタン。残実に蝋梅をいただきましたので、これも一緒に。
結び柳を入れる竹の花入れ、八寸の青竹の箸は、内弟子のMさんがこの日のために青竹を切って来てくれたおかげで、清々しい。Mさんは金沢の森八の舞鶴という有名な干菓子を持参してくれましたので、これもありがたく使わせてもらいました。Mさんは傷会のできる人で、もし私が干菓子が用意できなかった時のために、予め用意してくれたのだと。点心屋花びら餅もできパ機と準備をしてくれて、ずいぶん助かりました。
親しい方々との初釜は、とても楽しくて、ほとんど写真が取れていませんが、後で撮ったものも加えてアップさせていただきます。
辰年にちなんで、待合には 龍起一箪氷。 湖の底に寝縫っていた龍が氷を突き破って典に上る壮絶な光景 瑞祥と「されます。書院には宝珠を飾りました。龍が手に持つ宝の珠は、なんでも臨み物を出してくれるといいます。元旦からの惨事で心痛む思いをしていますが、どうか被害にあわれて皆様の心が癒され、和やかな日々がやってきますよう、溜の珠にねがいたいです。
床の掛物は 福以成徳 大徳寺前官長 誡堂和尚の墨跡です。
点心は昨年の茶懐石料理教室で一番人気だった海老芋と棒鱈の炊合せをメインに、あれこれ考えながら用意していたら、てんこ盛りになってしまいました。選目の片貫ご飯之上には松竹梅の飾りを。煮物椀は、鴨雑煮。ふわふわの4鴨の団子に焼餅。鶴大根、亀人参、芽連草を添えて。八寸は揚げ慈姑と数の子。お酒は金箔入りの祝彩。最後にご飯一口と沢庵人来て残していただいて、湯斗をお出ししました。
今年の年末の買い物はなぜか商品が品薄で、黒門市場でも思っていたものが売り切れ。鴨を買うのに30分以上の長蛇の列を並ぶという、想定外だらけでしたが、無事初釜を終えてほっとしています。
10日に戎さん、13日に寺内町新春は湯鍋巡りのひに簡単な松の内茶会をしたら、床の結び柳もお役御免となります。13日以降に初釜をされる方には、結び柳さしあげますので、よあたら取りに来てください。先着1名様です。(*^-^*)

峯風庵 茶飯釜 粥の茶事

2024年01月12日 02:34

2月23日峯風庵茶飯釜粥の茶事
前日には、ここ重要伝統的建造物群保存地区富田林市じないまちにも小雪がちらつきました。
当日も茶飯釜粥の茶事日和の寒さ。
待合(と言っても峯風庵のリビングで掛物を掛けるとこもありませんが)には、尊していたどこの流派にも属さずに、傘壽まで、茶事をされていた木鶏さんが書いてくださった掛物を掛けました。
春には花あり   夏には涼風あり  秋には月あり  冬には雪あり
アッという間の一年の歳の暮れ 親しい方々と一緒に茶事ができる嬉しさ。
ご家族の介護が次々に入り、3年間ブランクができたKさんをお正客に迎えることができて、なんてうれしいこと。初めて私のところを見つけて来てくださってから干支が一巡したと。これからも末永くお付き合いができますように。
ちょっとちょっと体調がわるかったので、いつも茶事が終わってから、水屋の方ににお茶を差し上げる時に、いつもはお正客をしてくださるSさん(g当日はお詰めをお願いしました)が、私がお茶点てますよと言ってくださり、私も美味しいお茶をいただきました。
Sさんと、水屋を務めた内弟子のMさんとの出会いの頃の話になりました。約2年半前の6月にSさん、翌月の7月にM[さんが、私のお茶稽古をネットで見つけて来てくださいました。お二人ともお母さんがお茶所先生というところが面白くて、母親とはなかなかうまく稽古ができないと、いろいろさがされていたようです。お二人とも、小さい子供のころから身近にお茶があったので、とても理解が早く、私の差し出すお茶の世界を吸い取り紙のように身に着けて行ってくださいました。Mさんは一人で水屋ができるようになり、Sさんは、プロのシャンソン歌手さんですが、リサイタルと重ならない限り先生の茶事にはこれからもみんな参加しますからねと。
この日にはこれなかっら、まだ茶歴は浅いのだけれど自身でおもてなしの世界を作って茶事をされるHさんがいてくれたら、私のお茶の世界を受け継いでいってくれるのではないかと、なんだか幸せな気分で心が満ちました。
茶事の内容は、亭主の心づくしを存分に感じてくださった礼状を、了解をとって一部紹介させていただきます。 私yりずっと文章がお上手です。(*^-^*)
~~~~~~
凜とした冬の寒さのなか、粥のお茶事
お招き頂き、ありがとうございました。
うさぎ年の締めくくりに、温かく、
ほっこりと、釜を囲んでのお茶事は、
本当に楽しく豊かなものでした。
四季の移り変わりを感じるお掛けものを拝見し、美しい鳥の絵のお茶碗で頂く
お湯は、熱さが染みわたる。
美しい庭で、冷たさの中で注がれる
水音に、清々しさを感じる。
無事是貴人
師走に感じいる、最高のことば。
立派な炭は、紅々と燃えて、こんな寒い日は、見てるだけでも幸せ。
雄大な鷲の羽に、歳の瀬を感じる
碧鮮やかな鐘の香合。
ザーっと、御米が入れられ、
粥の始まり、始まりー。
わくわくしてしまう。
御膳には、鮮やかなお皿に、花束のように美味しいものがいっぱい。鮎や梅干、
ちりめん山椒など、一つ一つが美味。
温かい白子の茶碗蒸しは、もう染みわたる美味しさ。
雪のように白くて、ずっしりした味わいのお酒。(新潟の濁り酒 雪っこ でした)
始めの粥の甘いこと。
二度目はより甘い。
三度目は、幸せな御粥。
四度目は、もう最高に贅沢な御粥。
時間と共に、どんどん釜の中で変化していく御米は、まるでマジックのよう。
そして、その変化を、ゆったり楽しませて頂くことのありがたさを思う。
この地の粉豆腐の粉の煮物も、ほっこり味わい深く、温かいお皿で供された
蓬麩は、もう大好き。
美しい松葉の銀杏に、とろけるような
帆立の八寸。
そして、縁高から登場したのは、雪の
結晶のような、白くて美しい主菓子。
夢のような気分に浸りつつ中立ちヘ。
御座では、打って変わって、深い薫りを利きつつ、明るさのなか、清らかな
初嵐と石化柳の枝を拝見。
黒い花器との対比が見事。
たっぷりと重厚感のある茶入
姿美しい茶杓(銘はゆく年 来る年 二節の茶杓)
艶やかな主茶碗
静かに穏やかに、歳の瀬の風の音と、
濃茶を練って頂く音が響く。
美しいお茶碗にたっぷりと練って頂いたお濃茶は、今年一番の味わいに感じた。
久々に見るお茶席での後炭は、寒さのなか、より味わい深く、格別に美しいものに感じられた。
麗しい煙草盆に、灰型も美しい火入れ。
燃える焚き火の御菓子。
牛蒡やイチョウ、木の実など
見た目もお味も楽しい。(焚火を作ってみました)
‘(仙台銘菓)霜ばしらも優しい味わい。
二場様のお茶碗(時々茶事にお付き合いいただく陶芸家)
吉向の可愛いうさぎ達
味わい深くうっすら色とりどりのお茶碗
初めて拝見するたっぷりとした棗は、開けてビックリ、見事な雪の結晶。
楽しい粥と、この季節ならではの雪を

くさん感じ、身も心も幸せな茶事だった。
     ̄~一部省略~~
先生、今回も素晴らしいお茶事、本当にありがとうございました。
冬ならではのお茶事を、
こうしてきちんと体験し、学び、楽しませて頂けること、本当にありがたいことだと感謝しております。
うさぎ年の締めくくりに本当にいいお茶事になりました。
 ̄~以下省略=~
Sさん、亭主冥利に尽きる礼状をありがとうございました。


12月の茶懐石料理教室 初釜を本懐石で

2024年01月12日 02:31

12月の茶懐石料理教室。初釜を本懐石で。
峯風庵の1月4日の初釜は、点心略茶事になりますので、本懐石で献立を作りました。
手作りの花びら餅が好評なので、ここのところ続けて作っています。
料理教室の中で、なぜかお菓子作りが人気で、お菓子だけは毎回復習します、お茶のお稽古に作ってもっていきますとか。お役に立ててうれしいです。
正式の花びら餅は、白い餅に赤いひし形の餅を重ねて作られますが、実習で少量の赤い餅を作るのは大変なので、白い餅を淡いピンクに染めて作っています。
牛蒡は、宮中の歯固めの儀式の干した鮎をみたてたものなので、雌雄腹合わせに盛られたもの名残りで、二本入れます。味噌餡は柔らかく作ったほうが美味しいです。
強肴の海老芋と棒鱈の炊合せは、京都の平野屋さ芋歳て有名ですが、出会いもというのでしょうか、本当に良い食材のり合わせです。棒鱈はカチカチに乾燥したものを、5日くらいかけて戻して使います。
大阪のおせち料理にも欠かせない食材です。
焼き物と強肴2種は、三段の重箱二盛り込みました。
お客役の皆さんから歓声があがっていました。(^O^)/
八寸は、裏千家は2種ですが、おめでたいちょろぎ(長老木 長老喜とめでたい漢字が当てられます)が手に入ったで、趣向で藪ノ内さんのように三種盛にしました。
<初釜の献立>
向付   鯛松皮つくり 寿海苔 軸三つ葉 山葵 加減醤油
     器  江戸時代の小ぶりのなます皿松竹梅の模様入り
汁    亀甲蕪  小豆  辛子 白味噌仕立て
煮物椀  慈姑真蒸 てまり麩 芽連草 松葉柚子
     器 江戸時代の蒔絵椀  裏面は華やかで鶴が待っています。
焼き物   鰆 雲丹焼
強肴    海老芋  棒鱈  ほうれん草  梅参と千切り柚子を散らす。
強肴    数の子 大根の物
器  江戸時代の重箱 茸と雀の蒔絵 
小吸物  松の実
八寸   つくばね海老  黒豆松葉刺し ちょろぎ
酒    祝彩 金箔入り
香の物  沢庵 赤蕪  蕪の葉
湯斗   煎り米
主菓子  花びら餅  器 和三彩 朱山 作
次回は1月21日26日27日早春の茶事 献立とお菓子。
実習からのご参加 11000円 午後から食事のお客様ご参加で懐石料理の意味と召し上がり方之マナーを学んでいただく事もきます。この場合 会費は8500円です。
峯風庵の茶懐石料理教室H、どなた様も一回毎のお申込みでご参加いただけます。食事は椅子席ですので、お気月にどうっぞ。

師走のお茶稽古

2024年01月12日 02:25

師走のお茶稽古。
特別大きい峯風庵の炉の炭で、煮えのついた釜から立ち上る湯気が気持ちが良い。
一年が過ぎて行くのは、本当に早くて。
今年の茶事を思い出しながら、今年最後の古民家改修四畳半茶室のもりひろ亭ちょっと大人のお茶稽古で、心が豊かな時間をすごしました。
11月の照葉と椿もだいすきですが、冬枯れの葉を落としたり枝と椿も、移りゆく季節を感じて、素敵です。、いつものようひ花を入れる稽古と、炉を整えて、下火を入れるところから、お稽古ははじまります。
年末なので、綴じ目の花入れを用意。渡しが入れた花は、夏椿の散り始めた照葉とお茶の白い花。うちの庭にある夏椿は、毎年紅葉しないで散って向くのですか、今年はなぜか、とても綺麗に紅葉
してくれました。葉が落ちたあとには、もう、次の芽を付けていて、なんだか愛しくて。
道具は今年のエポックメーキングになった、お山の中の茶事勉強会にあるちなんで、山雲棚を。
おかげ参りの、お寺や神社に関するものや、今年の干支茶碗や暦の茶碗など。
毎回ですが、お菓子もたっぷり。
今日は,お稽古なので、お気に入りいの紬の着物をした。

11月の茶懐石料理教室

2024年01月12日 02:23

11月の茶懐石料理教室が終わりました。玄関にはいつもご参加の皆さまのためにお花を入れますが、終わってから百合が満開になりました。明治2年創建の古民家の峯風庵は、ぼろいといえばぼろいですが、風情があるといえば風情があって、今月もたくさんの皆様をお迎えすることができました。
今月は、師走 夜咄の茶事の献立とお菓子の実習と、茶事の懐石部分をきちんと茶懐石之器や道具で、茶事通りに演習。水屋はおもてなしの手法を、お客は召し上がり方を学んでいただきました。夜咄は、いかに暖かくもてなすか。茶懐石料理も、最初の折敷には、飯、汁、蓋物の蒸しものと、全て温かいものをお出しするのがいかに大変か。ご体験いただきました。茶事は夜咄で上がりて候と言われるように、茶懐石料理の水屋には実力が必要になってきます。
今回は、2016年に開催した茶事の勉強会、忠臣蔵 夜咄の茶事の献立を再現しました。
茶会の夜に討ち入りしたことから、お茶の世界でも時々取り上げれrます。茶事の道具組では、木地の四方棚に松文様の水指をおいt 、松の廊下を。炭手前では、炭斗に白菊一凛供えました。
元禄15年12月14日。
茶会があったため、吉良は邸宅にいると踏んでの決行であったという。
見事、本懐を遂げます。しんしんと雪の降る寒い夜、仮名手本中心蔵では浪士たちは蕎麦屋の二階に結集して、火事装束にまとい、宿敵 吉良上野介を討たんと、吉良邸に向かいます。暗闇の中、敵と味方をみわけるために用意された合言葉は、山 川でした。
炭小屋に隠れていた吉良を打ち取り、赤穂の山鹿流の陣太鼓を打ちながら,泉岳寺に向かいます。
茶事では、その物語を紡いでゆきますが、茶懐石でも、その世界感を助けるような献立とお菓子を作りました。
向付   鯛の蕪蒸し
      白い蕪は雪を表しています。器は江戸時代のもので、尾張藩の御用窯の尾張焼きのお茶浸茶椀です。
汁     一夜氷豆腐  合わせ味噌  辛子
      部材の名前を聞いただけで、ぶるっと寒さを感じます。一度豆腐を凍らせたものっを使っています。
煮物椀   鴨蕎麦  ネギ  粉山椒
器は正法寺椀
仮名手本中心蔵では浪士たちは蕎麦屋の二階に結集して、火事装束にまとい、宿敵 吉良上野介を討たんと、粛々と吉良邸に向かいます。
焼き物   鱈の味噌漬け
       器は萩焼。関西ではあまり鱈は食べないのですが、お江戸での出来事なので、鱈を使いました。味噌床は甘酒も混ぜて1,5キロ作りました。ふ~。
強肴    鱈の親子鍋 赤穂の塩糀仕立て
       強肴はこれまで使たあまり之材料で作るのが約束。夜咄ではやはり冷めない鍋仕立てが陽と思います。
赤穂浪士にちなんで、赤穂の天日塩を取り寄せて、い週間かけて、手作りの塩糀を作りました。まろやかでうまみがたっぷり。
八村     小鮎の佃煮   つぶし銀杏
        討ち入りの合言葉、山と川にちなんで用意した八寸です。冬の川の物が見つからなかったので、年中手に入る小鮎の佃煮を煮戻して使いました。千家のお茶を学ぶものは宗旦忌が終わるまで口にしないというしきたりがありますので、銀杏を使い始めるのは11月の終盤から二しています。師匠葉いつも宗旦銀杏の実を家元でもらって来て、夜咄に使ってくださったことが思い出されます。
酒        宮の雪  三重県の地酒  燗を付けて。
         今回、ご家族の介護で3年間参加ができなかった三重県から、久しぶりに来てくださることtになって、うれしい再会でした。
小吸物     松の実
香の物    沢庵   壬生菜白菜巻き
湯斗      煎り米
主菓子    酒まんじゅう
        蒸し立ての熱々をお出ししたいところですが、教室ではレンチンさせてもらいました。(^-^;
次回は12月10日15日16日ですが、すでに満席です。午後のお役様参加葉各日1名様空きがあります。初釜 本懐石フルコースと花びら餅を作ります。
お客様参加の方にもレシピは差し上げます。


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