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11月塚口真庵茶事勉強会 炉開き・正午の茶事レポ

2018年12月04日 01:14

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炉開きの茶事勉強会のレポートを書こうと思いつつ、もう次の夜咄の茶事の事で頭がいっぱいになってしまって、とうとう師走に入ってしまいました。
勉強会なので、義務付けはしていませんが、茶事が終わったら、ほとんどの方がお礼のメールをくださいます。勉強会ですが、私は本番の茶事の亭主をするつもりで茶事の準備をしますので、終わった後のメールがとても楽しみです。
万博の跡地の日本庭園の中にあった茶室・汎庵で茶事講座をしていた時に、最後の方に一度いらしてくださった男性が、真庵茶事勉強会のお客様に来てくださいました。汎庵以来の茶事とのことで、もう7年くらい前になります。その方から、素晴らしいメールをいただきました。「白萩に現れた御濃茶の練り跡、遠山を望む心地して、幽玄の境地に誘われました。」利休の逸話にゆかりのある大徳寺呉器写しの白萩のお茶碗。しっかりとご覧いただき、心に感じ取っていただいたご自身の言葉をつづっていただいた文章が、とてもうれしかったです。ご縁がつながって、ああ、お茶していてよかったと思う瞬間でした。

初座の床には「松樹千年翠」大徳寺 弧蓬庵 卓源和尚のお筆です。松はいつまでも美しい翠を絶やさない。絶やさないために、人知れず葉を落とし、松ぼっくりをおとし、春には新しい葉を生ずる。命の営みの愛でたいこと。松の木の精進に頭が下がります。この句には対句があって「時人意不入」とあり、その時松を見ている人の心にはこの美しさや尊さは伝わらないと。心に感じる、豊かな心をを育むことはなかなかむつかしいものですが、茶道を通じて、それが叶うことは、映画の「日日是好日」でも描いていましたね。
「松樹千年翠」は禅の研究書「続伝灯記」の中にある語です。伝統という言葉を禅の世界では伝灯と書くと遠い昔に教えていただいたことがありました。心に灯をともすように、伝えるべきものやことを伝えてゆく。灯を絶やさないためには油が必要で、古い時代の油はもうこの世にはな、新しい時代の油を使わざるをえません。 私のお茶は伝統を重んじながら、現代の方々にとっても茶道が素晴らしいものであるということをお伝えするための灯を消さない油になることかと思ったりすることもありますが、力不足で・・。

さて、炉開きの茶事。華やかな道具を持たない私は、この炉開きと初釜が一番苦手です。毎年同じでは来てくださる方も楽しくないだろうと、少しは代り映えするように、四苦八苦。今年は、さわやかなで心が晴れるように感じレいただければと思いました。
初炭では、大きな炭に感動の声。茶室の中も温まって、懐石の間にうまく煮えがついてくれました。
懐石料理は10月の茶懐石料理教室で実習したものとほぼ同じですが、器を少し変えて、向付けには古伊万里の宝尽くし文様を、煮物椀には江戸時代の塗師佐野長寛作の長寛絵替わり椀(本歌は確か湯木美術館蔵)の写しをオーダーして作っていただいたものを。いい車エビが手に入ったので、菊花真蒸にきれいな扇面海老をを添える事ができました。あ、でも写真撮り忘れています。(-_-😉
お善哉の器も変えて、根来のお椀に。翁面の蒔絵入った小皿には柿を添えました。
三べの話、柿と栗のお話も忘れずにできました。

後入りの床には、花。今年は椿が遅くて、大変です。開きすぎてしまいましたが、炉開きの華やぎも醸し出されて結果オーライです。白玉椿と雪柳の照葉。
濃茶が終わるころには、釜の煮えも少し静まり、時間の経過を感じさせてくれます。炭は見事に燃えて、ちゃんと輪胴も継げました。
和気あいあいの薄茶が終わるころには、ああ、もう茶事が終わってしまうと名残り惜しい気分がしぢます。勉強会ではありますが、ご参加の皆様のおかげでいい茶事ができました。
感謝、感謝。

それと、初半東にチャレンジしてうださったNさん。
「一から教わった事が沢山あった上、茶事の流れをフルに感じる事が出来、とても充実した一日でした。積み重ねていけたらなぁと思っております。」と、また一人茶事にはまった方、ゲットです。(^_-)-☆

次回は12月23日、寺内町峯風庵で「隠れキリシタンを偲んで・・」夜咄の茶事勉強会を開催します。蝋燭と短繋の灯の中静かな静かなクリスマスシーズンを過ごしてしていただきたいと思っています。茶事が初めてのかたも、ご遠慮なくご参加くださいませ。また、峯風庵は低い椅子席茶室ですので、おみ足やお膝に不安を感じていらっしゃる方もラクチンですので、ベテラン茶人さんもぜひお客様でお付き合いくださいませ。

富田林市民会館茶道講座 レポ

2018年12月04日 01:11

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あらら、まだ明日の茶事勉強会の準備が終わりません。
昨日の富田林市民会館レインボーホールでの茶道講座で、ちょっと疲れた~~。
もと結婚式場だった、結構古くなっていて、もちろん茶室などなくて名ばかりの和室。
お茶の入り口講座、お茶には興味があるが、敷居いが高いと思われている方々に抜けて、お茶野玄関を開けてお入りくださいと。

せっかくなので、お茶も召し上がっていただきたいと、精一杯の室礼を用意して、濃茶点前をさせていただいて、濃茶を召し上がっていただきました。やはりお茶と葉濃茶なので、ちょっと冒険でしたが、皆さん美味しいと言ってくださって、ほっとしました。
濃茶を練っている間にお茶のいい香りが室内に立ち込めていましたと言ってくださる方も。
当日お手伝いいただきましたお二人にもそれぞれ濃茶を練っていただき、飲み方の指導や濡れ茶巾の使い方などを一人一人に説明していただきました。間が伸びずにスムーズに進行できたこと、お二人にも感謝いたします。

講義の容は・・・
・お茶は稽古をすることだけではありません
 茶室の中では理想の社会の体験と自己研鑽がなされています
・お茶の成立当時のお話  じないまちとお茶
・茶室 道具 点前
・正式のお茶のおもてなし 茶事について

11月の茶懐石料理教室 夜咄の献立斗お菓子 レポ

2018年12月04日 01:04

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今月の茶懐石料理教室は、夜咄の茶事の献立と熱々の柚子蒸し饅頭。
夜咄のおもてなしは、暖かさが第一。懐石も熱々の物をお出ししますので、水屋は結構大変です。
でも、皆さん、明るい笑顔で美味しかったわ~、楽しかったわ~と言いながら帰途につかれたので、一安心。もう懲りたなんて言われたらどうしようかと。(^.^)
今回の献立は、実はあまり食材を活かして作るのがお約束の
強肴からできてしまいました。冬といえば鴨鍋、鴨鍋には生麩がよく合います。いつもは使わない粟麩をお味噌汁にすることに。向付は峯風庵の鉄壁の雲子とゆり根野茶碗蒸し。これは毎年食べたくなる一品です。暖かい向付とお汁とご飯を一度に出すには、水屋の方野手早い動きが重要。お茶って、ちょっと目には優雅でゆったり~~ですが、見えないところでは結構格闘技みたいなところもあります。この両方ができないと、茶事はなかなかできません。
煮物椀は蕪蒸し。これも熱々。温度が下がらないように葛を解いています。兜葛も相性がいいですし。焼き物は、牡蠣のもろみ味噌焼き。鴨鍋はやっぱrり熱々で。美味しかった!
柚子蒸し饅頭葉大きな柚子野蚊わを丸ごと一個使います。せいろで蒸したtっを。
もう、体も心もぽかぽかでした。(^O^)/

10月28日じないまち稲風庵茶事勉強会「名残」レポ

2018年12月04日 01:01

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遅くなりましたが、先月もじないまち峯風庵名残の茶事の勉強会の様子を少し。
茶人の正月の華やぎの前の月は、もっとも侘びた茶事を楽しみます。
侘びという言葉は、日本人なら皆さんなんとなくわかる感じですが、言葉にして解説するのはむつかしく、割れや欠けを繕った道具やきらびやかさを出さずにy造った懐石やお菓子などで寛治夫いただければと。侘びの道具組は私のお得意。今回初めて「でしたが、李朝の漆継ぎのある李朝の御本茶碗に、赤と緑の中国の古布で作られた古袱紗を合わせて、きれいさびの湯洲もご覧いただきました。
待合の様子はあまり写真に取ることがないので、今回はパチリ。汲み出し茶碗の返し方やお包みの渡しかたなど参考になれば幸いです。古帛紗の和差が右を抜いて流布がいいですね。
なお、峯風庵での茶事勉強会は私が亭主をしながら進行しますので、あまり写真が取れていませrん。悪しからず。

~~ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。

待合の掛物は、平安から鎌倉にかけての世間の様子が書かれた鴨 長明の随筆「方丈記」野冒頭です。
侘びという字は、小さな家の中で人画膝を抱えて座り込んでいる姿であらわされています。方丈は四畳半の大きさです。
無常観が全文からあふれている方丈記の中にも、侘びの心が見て取れます。
いつかは、方丈記をテーマに茶事をしたいと思うのですが、なかなかむつかしい。
私は利休の侘びこそ、目指すべきものと考えていますので、そう「雪間の草」ですね。

欠けたることを侘びというとも言えます。でも、その意味は、足りないもの、欠けているところを完全を求めて努力するエネルギーのことを侘びと利休は言っているとおもっています。
なので、茶人は常にポジティブシンキングです。ちなみに お茶では安全はなく、知らない間に完全を通りこしてお貯始めたものやこと「さび」といううようで
懐石を先に済ませて、
初炭がすませて初炭。裏千家では下火3炭で、濡れ釜をかけて、懐石の間その炭でもたせますので、下火が燃え尽きてしまったり、消えてしまうのが心配で、初炭がドキドキです。

懐石では、10月の名残の月だけの趣向で、向付の器は寄せ向に、八寸はいつもの杉八寸ではなく陶器の物になります。
主菓子はくりきんとんです。

中立のあと、床の軸「閑座聴松風」を外して、花をいれます。花入れはおおきく割れた弥生時代の土器に、名残りらしくたくさんの茶花をいれました。たくさん入れても、華やかでrは内容に、ちょっと工夫。

今回のと事勉強会では、お茶を初めて間もない方が正客役でしたが、初入りの挨拶で、今年はいろいろな災難がありましたねと。そうなんです、峯風庵は地震に台風に、西日本の豪雨斗もれなく催し斗重なって、大変な年でした。
方丈記にも火事や飢饉などの様子が綴られていて、無常感があふれているのですが、私は、大変な年ではありましたがめげずに頑張ってrいます。茶人ですから。

侘びの月がらガラリりと変わって、11月は華やぎの月。11月25日(日)は塚口真庵炉開きの茶事の勉強会。四畳半の密度の濃い炉開きをお楽しみください。まだ少し空きがありますので、締切日を少し伸ばして17日としますので、ぜひ、峯風庵の茶事をごたいけんくださいませ。

11月4日塚口真庵ちょっと大人のお茶稽古レポ

2018年12月04日 00:54

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前後になりますが、11月4日の塚口真庵ちょっと大人のお茶稽古のレポです。
日程が近かったので、一緒にレポを書こうかなと思っていましたが、真庵は真庵で、もりひろ亭はもりひろ亭で、それぞれの魅力があります。道具もできるだけm変えてみましたが、五軸は同じものを使いました。
「萬山寿色」清水公庸清(清水公照和尚のご子息)和尚の御筆です。
秋の深まり、山々が紅葉して、おめでたい赤に染まっている。自然はなんと美しい光景をわたしたちに見せてくれるのでしょう。ありがたいことですね。
真庵は、茶事の亭主や水屋をしようという意欲あるかたが多くて、お稽古開始時間の2時間前から準備のために来てくださって、軸を掛けたり、花を入れたり、下火を熾したり、先月の風炉までは灰型もしてくださり、稽古が終わったら、釜を下ろして、それぞれの道具の片付けまで、しっかりしてくださるので、毎回重い、荷物は持ってゆきますが、しっかりお照台してくださるので、結構ラクチンです。この準備や片づけが実際のお茶では大事なんだということをよく理解していただけていて、うれしいことです。
11月の初めに椿の花、なかなか手に入らないところ、寺内町のお友達が用意してくださいました。照葉は公園や街路樹を探しましたが、手の届かないところにしかなくて、この日はブルーベリーの照葉です。
初めて真庵お茶稽古に参加してくださった方も2名あって、楽しい炉開きができました。濃茶点前も2名様それぞれ、美味しい濃茶を練っていただきました。
濃茶のために用意したお善哉は、菓子椀でおだしします。通常の主菓子に付ける黒文字一本では食べにくいので、黒文字に赤箸か矢筈箸を添えます。お茶野お菓子ですから。塩昆布は添えません。食べ終わったら、いつもと同じように黒文字は持ち帰り、赤箸葉半分に折ってお椀の中に返します。稽古だけど、ちゃんとしようと、毎年赤箸を購入します。
炉の大きな炭swに柄のついた釜は気持ちの良い湯気と釜なりをあげてくれ、気持ちの良い時空が流れます。後炭があまりにも美しすぎて、見とれて写真撮り忘れてしまいました。
日本の囲炉裏から考案された炉は、ほっこりして、いいもんですね。
来月の真庵お茶稽古は12月2日です。
ぜひ、いい時間をご一緒に過ごしましょう。


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