古石州流の朝茶事

2017年08月09日 13:38

8月4日に宝塚の古・石州流の茶人さんに朝茶事に招いていただきました。

片野さん茶事

朝茶事は麻の着物(普段着)でもよいのですが、先日のじないまち峯風庵の朝茶事の勉強会で正客役の男性がスーツにネクタイをきちんとして来てくださいました。峯風庵での茶事勉強会はオリジナルの流礼茶室ですので、私が亭主役をしながら進行します。きちんとして来てくださったら、やっぱりうれしいものなので、私もやっぱり絽の色無地一つ紋に袋帯にしました。
ご亭主は茶懐石料理教室に来ていただいているので、今回は金曜コース野片を連客に呼んでくださいました。水屋に一人出してほしいとのことで、金曜コースはベテランさんが皆さん卒業されて、本番の茶事の水屋にはまだ心もとないのですが、お一人、人身御供に。(^_-)
こんな仲間の茶事も楽しいですね。
ご亭主はたぶん私より十は年上の男性です。懐石も手作りしていただいてのおもてなし。同じ年まで私も茶事ができるかなあ、えらいなあと、感心しました。
暑いので炭手前はなしで、炭道具葉飾られていましたが、炭の組み方裏千家とは全然違っていて、興味深く拝見しました。香合は時代のありそうな素晴らしい蒔絵の物でした。
蹲を使って、まずは広間での懐石。床の御軸の語は「南山打来北山舞」初めての語でしたが、遠く離れた南山と北山。南山で打つ太鼓の音は北山には聞こえないはずなのに、太古の音に合わせるように、北山では舞が始まる。以心伝心ということでしょうか、茶事の主客もかくありたいもの。良き言葉に出会いました。
ご亭主がこの日のためにご用意してくださったお道具は、石州公ゆかりの本籍の掛物や、不味公ゆかりの茶杓、濃茶のどっしりとした呉器など、う~~むとうなり、感嘆の声がでる、、これぞお茶の道具だなあと。
また、ご亭主のセンスがうかがえる、きれいでおしゃれな道具たちでした。
しか~し、暑かった!




アーティストの茶事

2017年08月09日 13:31

陶芸家の山本先生に茶事に呼んでいただきました。奈良の高畠にあるろくさろんの六玄庵。三畳台目のよい茶室です。アーチストならではのオリジナリティとセンスあふれる茶事の世界を堪能させていただきました。
陶芸家三なのでご本人の作品のオンパレードかと思っていたら、ご自身の作品は1点のみ」。後はご亭主がいいなと思っていたりも応援したいと思っていらっしゃる作家さんの物、そして、楽しい見たてのお道具。見立て葉時としてやすっぷくなったり、道具組がうるさくなったりすることがありますが、山本先生の見立て葉良いものを選んでいらっしゃるので、とても美しい世界が広がりました。
普段はお酒をお飲みにならないので、どんなお酒を用意したらいいのかわからないとのことでしたので、私が持参させていただきましたが、見たことのない銀細工が施された美しいデキャンタとグラスでお出しくださって、お酒持ってきてよかった!と。
お菓子は出入りのお菓子やさんにこの日のために先生がデザインしてオーダーしてくださった、涼やかな観点のお菓子でした。
何かとつらいことが続いていましたので、気分が晴れました。
感謝申し上げます。
yammoto sennsei茶事

4月5日 じないまちキモノ散歩 レポ

2017年04月18日 14:37

4月5日 じないまちキモノ散歩、今年度の最期のイベント、フォーマルな着物で細雪ツアー。とっても素敵でした。寺内町は本当にキモノ姿が似合う町です。
小説や映画でおなじみの美しい3姉妹の物語「細雪」。大店のいとさん、こいさん気分で楽しむツアーです。ご参加の皆さまの着物姿、とっても美しかったです。私は皆さんを引き立てるように控えめなシルバーグレーの色無地一つ紋に、桜文様の袋帯にしました。旧田中家での昼食は、じないまちの入り口にある和遊膳おおにしさんの春の膳。
じないまちを散策して、旧杉山家の前からタクシーで、桜の隠れた名所弘川寺へ。咲き始めた桜の美しいこと。
本堂の廊下をお借りして、野点の茶会。新古今和歌集に94の歌が載っている歌僧・西行法師が眠る寺でもありますので、少し、西行と桜のお話をさせていただきながら茶箱の卯の花点を。茶箱ならではの振出しの金平糖で盛り上がりました。あっ、転がる~~、あっ、赤が出たのであたりかなあ~なんて。楽しいお客様方です。主菓子はじないまちの柏屋葛城堂の、春の野と桜。スタッフもお相伴しもましたが、屋外でのお茶、本当に美味しか...

じないまちキモノ散歩の節分

2017年02月14日 20:09

鬼は外、福はうち。古民家で楽しい節分の豆まき。
寒い中、たくさんの着物姿の方々が、じないまちにお越しくださいました。
じないまちの節分。楽しい一日となりました。
着物お譲り会も大盛況。私も1000円で素敵な名古屋帯をゲット。(^o^)/
今日は、節分お化けをじないまちらしく、もう着なくなった振袖や派手めの着物を楽しんでいただく日。
私も二十歳のころに、母が作家さんにオーダーして墨染めで文様を描いた着物を作ってくれていました。確か何かのパーティで一回だけ着ただけ。もう着ることはないだろうと箪笥の肥やしになっていたものを引っ張り出して着てみました。ちょっと気恥ずかしいですが、明るい色の着物を着ると気持ちが晴れやかになりました。
節分茶会も、振袖姿の方や男性の恰好いい着物姿の方々もいらしてくださいました。お茶sが初めての方がほとんどで、俄然はりきって、お茶のすばらしいところをご披露させていただきました。
短い時間の中で、どこまでお伝えできたがどうかはわかりませんが、お茶が美味しいと言ってくださった方が多くて、まあ、それが何より。
節分のお多福さんが、まず初めにお菓子で登場し、最後に道具の拝見の時に、蓋置に見立てた鬼さんも一緒にご覧いただきましたが、どちらもうけました。(^o^)/
会場は火が使えないので電熱でしたが、やっぱり炭でないとお茶の気分が出なくて。なんかお茶の深みが出しづらい。やっぱり、来年は峯風庵でやろうと思いました。
水指は、じないまちの陶工房飛鳥さんの白い作品にふたを付けて。棗はプラチナ箔。雪の銀世界から、次第に季節が移り春がやってくるという世界をご用意。
途中、雪がちらつき、雪見障子からの眺めがなんとも素敵でした。
キモノ散歩実行委員会の皆さま、それぞれに助け合って、小さいけれど素敵なイベントになりました。皆さま、お疲れ様でした~~。
そして、茶会をお手伝いいただきましたIさん、ありがとうございました
また、よろしく~~(^’^)

こたつ茶会  奈良にて

2017年01月23日 17:58

こたつ茶会というのに行ってきました。
面白かった。
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場所は、奈良市高畑「空櫁」という作家物の陶器や木の器を扱っておられるお店。
https://www.facebook.com/soramitsu.shop

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とてもセンスが良くて、手の届く範囲のうれしい価格設定だったので・・・危ない、危ない。今月はちょっとピンチだぞ~。
連れて行ってもらわなければ、絶対わからないような場所に、ひっそりと古民家を活用されたお店があります。
こたつ茶会は、年に数回されておられるようで、ネットで検索したら、セーター姿のご亭主となにやら不思議な風炉。
気軽な楽しいお茶会の様子なので、私もお茶では着ることがないお気に入りの雀文様の紡ぎの着物に、お茶では控えなければいけない赤い色がはいった桶染の帯という、いで立ち。あんまりちゃんとした装いで行ったらご亭主の思いに反するかなと思って・・。(^_-)
席に案内されたら、炬燵が二つ、火鉢が二つ。どうぞ、どうぞ、炬燵にはいってくださいと。
炉も風炉もみあたりません。?
炬燵を4人で囲むと、だんまりを決め込むのもはばかられて、自然に相客とお話がはずみます。
そうこうしていたら、私の背中あたりに気配が。あら、小さな見たこともない四角い手つきの道具に瓶掛けがのったものを亭主が運びこまれて、盆略点前の変形がはじまりました。
今日は「侘び 寂び」の世界とのこと。柄杓も蓋置もいらないところも、侘び。なるほど。
お茶碗、どれもとてもよかった。薄茶を一服いただいたら、お餅が出てきて、火鉢で焼いてくださいと。
ああ、楽しいお茶会でした。
ご亭主は植木屋さんだそうです。いいな、大工さんや植木屋さん、料理人さんなど、自分の腕一本で仕事して生きて行ける人たち。私の憧れです。あ、私も一人で腕一本かも。結構、体がきついです。(^_-)
風炉の代わりの道具にはアルコールランプが仕込まれていて、ちゃんと煮えもついていました。いっぱい書きたいけど、あんまり人様のお茶会の中身を暴露するのは、どうもね。(^_-)
もちろん、茶室での写真も興がそがれるので遠慮。
本当は、あんまり素敵で面白いので皆さんにもご紹介させていただきたかったんだけどね。(^.^)
今日のこの日のために、炬燵の天板やかけ布団、特注の風炉もどき、それぞれにこだわって選んでくださった干菓子3種、自身でついてくださったお餅などなど、ご準備ほんとうにたいへんだったかと。でも、この方はこうやっておもてなしの世界を創造してゆくことがとても楽しそうです。これからもこの方の動向、要チェックです。(*^^*)
心から、楽しませていただきました。


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