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3月の塚口真庵茶事勉強会 桜の頃 伊賀上野の思い出と松尾芭蕉レポ

2016年04月01日 21:34

風情ある四畳半茶室 塚口真庵での茶事の勉強会。桜の頃、3月だけの釣り釜にて。もうこれだけで十分贅沢だと思うのですが、3月27日という日程に、ふと、ああ、松尾芭蕉が奥の細道に旅立った日だわと・・・。
松尾芭蕉が生まれて29歳まで住んでいた、伊賀上野の町に、桜の頃に訪れたことがありました。
そんなわけで。今回の茶事の勉強会は、「桜の頃 伊賀上野の思い出と松尾芭蕉」の世界で。
伊賀上野にはプロのための骨董市がたち、町には骨董屋さんがたくさんあります。お茶の道具を買い始めたころで、そのころは、なぜか現代の有名作家さんの作品には心が動かず、古い道具を自分の目だけを頼りに集めていました。伊賀上野の骨董屋さんで求めたものも今回使ってみました。

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真庵のお庭は、一年で今が一番美しい季節。うっとりして眺め、やってくる鳥の声にも心慰められました。
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初入りの床には「おもしろや今年の春も旅の空」にかけて、墨跡を選びました。
真庵は下座床の茶室。初入りの挨拶の写真です。この日はみなさんお着物で、美しかったです。

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初炭では「行く春や鳥啼き魚の目に涙」奥の細道への旅の発句にちなんで、都鳥の香合を。お気に入りの可愛い香合です。ぜひ、これは手に取ってご覧いただきたい。

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魚は懐石の向付の器を魚の形のものにしてみました。

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「木のもとに汁も膾も桜かな」芭蕉は食べ物もたくさん俳句にしているので、懐石料理で楽しく遊べました。伊賀上野の名物の豆腐田楽も焼き物に。

「古池や蛙飛び込む水の音」なんとぴったりな水指が、私の手元に。なぞなぞのようにちりばめた俳句に、みなさん、頭をひねっていらっしゃいましたが、これだけは、皆さん納得です。蓮池に、飛び込もうとしている蛙。見えますか?伊賀上野の蓑虫庵の石碑にも一匹の細い蛙が彫られていました。

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「さまざまのこと思い出す桜かな」干菓子は伊賀上野の「さまざま桜」を取り寄せました。やっぱり、この茶事では、このお菓子に勝るものはありません。当日の亭主の方が、松尾芭蕉を偲んでと、蝶をに天に向けて持ってくれました。


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こんな感じで17の俳句をご紹介してゆきましたが、俳句の面白さ、素晴らしさを再確認。茶道でも、見ることを通じて自身を鍛え、主客の会話が進行してゆきますが、感動はしてもなかなかぴったりの表現ができなくて。私もお客に呼んでいただいた時には、自身のボキャブラリーの貧困さに、亭主に申し訳ないと思うことも。たった五七五の文字のなかに、世界を閉じ込める俳句、ちょっと勉強してみようかなと思う茶事でした。
松尾芭蕉に今回初めて取り組みましたが、時間が足りなくて、まだまだ消化不足。来年、もしまだ私に茶事ができるようだったら、再度練り直してやってみたいと思います。
なので、今回は、あんまりたくさんの記事や写真は公開しないことに。楽しみにレポを待っていてくださった方、ごめんなさい。(^_^.)
ぜひ、来年の春に、茶事にお出ましくださいませ。
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30日峯風庵茶事勉強会 夕去りの茶事

2015年09月04日 11:44

本番の茶事の翌日は、夕去りの茶事の勉強会。

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勉強会ではじないまち物語のテーマで茶事をしたことがなかったので、今回は前日とほぼ同じ内容で、開催させていただきました。
ただ、全く同じことを繰り返すのは私がつまらないので、一日違っても世界はやはり違うものになりました。
季節の移ろいゆく頃には、侘びの心が強く感じられます。
初座の床の花は、優秀なアシスタントのRちゃんが持ってきてくれたたくさんの萩の花を活かそうと思いました。
燈路のあとには、野分のシーズン。
雨に濡れた鬼瓦、傘。秋の到来を教えてくれる花は風や雨に打たれても、凜としている姿が美しい。前に野分の世界で茶事をしたときには、野分の後の風情にと花を折り、無残な姿にしたのですが、今回は、どうも花を折ることができませんでした。

この日のお客様役の方から、素敵な礼状をいただきました。花を
折らなくてよかった~~。
ほんの一部、引用させてくださいね。
「野分の風に打たれた花
私には風に痛められた儚い姿ではなく、
生命力があふれて、奔放に舞っているように見えました。
野分は恐ろしい自然の脅威でもありますが、
又、野分のおかげで水に恵まれるし、土地を肥沃にもするのだと聞きました。
夏の終わりに野分がやってきて、空気を大きくかき混ぜて、洗い流し、
豊かな秋を迎える。
ダイナミックな季の移り変わりを楽しませていただきました。」

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また、じないまち物語の茶事にも、こんな言葉をいただきました。
「寺内町にまつわる物語をつむぎだすお道具やお菓子とお話が心に響きました
知ることが愛することにつながるのだと思います
自分の住む街を、国を愛する、自分の暮らしを愛する。
とても大切なことだと思います。
それをお勉強ではなく、お茶で感じさせていただきました。」

ずいぶん前から峯風庵の茶事の勉強会にいらしていただいている方ですが、素敵な茶人さんになられました。うれしくて、涙が出ました。
知ることが愛することにつながる・・・・
じないまちのこと、知れば知るほど、素晴らしくて、ますます好きになり、大切にしてゆきたいと願う今日この頃なのです。

30日は朝から雨模様でしたので、土間に腰掛待合と蹲を用意しました。半東さんの働きで、この日も狐さんの灯りをご覧いただくことができました。

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私が亭主しながらだったので、ほとんど写真撮れてませんが、懐石のところを、ちょっとだけご紹介。

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峯風庵の茶事の勉強会では、単なる順番を追う稽古茶事ではなく、茶事を通じて、茶道の真髄を感じ取っていただき、人生に生かす糧をも持ち帰っていただければと願って開催しています。
9月は27日(日)に飯後の茶事の勉強会を開催します。飯後の茶事は別名菓子茶事とも言われますが、濃茶を美味しい句召し上がっていただくための吸い物(椀物)と八寸とお酒がでます。正式の茶懐石を召し上がっていただくには少し召し上がり方のマナーも必要で、茶事が初めての方は少し戸惑われることがあるかもです。まずは、飯後の茶事から、ご体験をお勧めします。茶事が初めての方、ぜひこの機会に。また、ベテラン茶人さんも、ぜひお付き合いくださいませ。少し気軽な茶事もたまにはいいものです。会費は11000円です。詳しくはHPの催しのご案内ぺージを御覧ください。
http://www.wa-no-kokoro.jp/

# 新しい茶事の勉強会5月スタート

2012年04月28日 17:14

待望の四畳半茶室、アクセスの便利な場所で、あらたに茶事の勉強会をはじめさせていただきます。
茶事の指導は、とてもとても体力と気力が必要で、後、数年しか続ける自信がありません。
私の最後の茶事の勉強会になると思いますので、是非、ご参加ください。

■■■5月27日(日)28日(日)峯風庵茶事塾in塚口真庵■■■
==隠れ家のような四畳半茶室で、お茶の魅力の真髄に出会ってください。==

初回5月のテーマは『お茶はLOHAS』さわやかな風炉の正午の茶事をお楽しみください。
==亭主・半東・台所方・客、それぞれの楽しみや達成感が味わえます==



◆主催  <和の心>峯風庵       塾長 峯風庵庵主 森 由紀子

◆会場  塚口 真庵 *阪急電車神戸線塚口駅(梅田駅から11分)
北出口より徒歩6分 
商店街を通ってお屋敷街に入ります。
           <住所>  尼崎市塚口町1丁目32-8
◆募集人数  
・各日 水屋コース5名  
*亭主・半東・台所方の実習、後座からは一緒に席入りします。
*会場の関係で懐石料理とお菓子は説明や仕上げ・盛り付けがメインとなります。
(みっちり懐石とお菓子の実習を希望される方はじないまちの懐石料理教室のほうへお越しいただきますようお願いいたします。)
*より実践に即した働きを身につけていただけるよう、考える力、気配り、心入れを育む場にしたいと思います。
*水屋コースの方には、懐石とお菓子のレシピ、進行表をお渡しします。

・各日 客コース5名    
*茶事のお客様としてご参加いただきます。
*毎回、心を込めてご用意させていただくおもてなしの世界を、存分にお楽しみください。
*茶室での茶事の世界は亭主とお客様で作り出すもの。ご自身の生き方や考え方、感性や知識などが、和やかににじみ出るような茶事のお客様を目指していただければ幸いです。また、それぞれの方々の人間力を育む場にも出来たら素敵ですね。

◆時間   水屋コース  午前10時半~午後4時  
      客コース   午前11時40分~午後4時

◆会費   水屋コース。客コースともにお一人16000円(当日頂戴します)

*お申込み締切日  5月17日 お申込み締切日移行のキャンセルは代役をお立てくださいませ。

◆お申込み・お問い合わせ
<和の心>峯風庵(ほーぷあん)
〒584-0033大阪府富田林市富田林町20-17(重要歴史的建造物群保存地区)
TEL 0721-23-4635 FAX 0721-23-4645
Mail idees100@osk.3web.ne.jp


 <お茶や茶事が始めての方も大歓迎>
この茶事の勉強会は塾という名前にしています。お仕着せの講座ではなく、ご参加いただく方々一人一人にとってお茶との出会いがより素敵なものになるように、一人一人の方々を見つめながら、また互いに生き方としての茶道の研鑽ができるように、そして、親しい方々と和気藹々と遠慮のない私塾にしてゆきたいと願っています。
茶事塾は毎月開催いたします。できるだけ、続けてご参加いただき、単なる体験や知識ではなく、身につくお茶をしてゆきましょう。(勉強会などで言われたとおりに動いているとできるように思えるのですが、実際に一人でやったら何も出来なかったということがよくあります。自身で茶事ができるように、また茶事の水屋を頼まれたら二つ返事で引き受けられるように、そして茶事に招かれたら、感じる心を持ったお客様になれるように。茶事塾から、そんな素敵な茶友同志の交流が生まれることを願っています。年とって、塾が出来なくなっても皆さんにお客に呼んでもらおうという魂胆もちょっとあります。笑。)
水屋コースと客コースは、できれば、順番にご参加いただけるとより多くのことが見えてくると思います。
お茶が始めての方、茶事が始めての方も大歓迎。安心してご参加ください。
みんなで支えあう、教えあう場でもありたいと願っています。
                        峯風庵 庵主 森 由紀子








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