11月の茶道塾inCALPEDIEMレポ

2010年11月16日 21:29

14日の日曜日に、カルペディエムの炉開きをしました。
鎌倉時代からの石と灯篭のあるお庭でも、桜が紅葉しています。
カルペ炉開き


椿の花も見つかって、ホッとしました。名前はわかりませんし、ちょっと咲きすぎているのですが、炉開きのお祝いには、このくらい微笑んでいてくれる方が華やかでいいかと、照り葉は、雪柳です。
カルペ炉開き


毎年、炉の炭の大きさに驚きますが、六畳の広間の茶室も、炉の炭火だけでほっこり暖かい。やっぱり、炉はいいですね。
カルペ炉開き


炉開きのお祝いの善哉をタップリ煮ました。
何時も、黒門市場の米屋さんで、北海道の新豆の祝大納言あずきを購入しますが、今年はどうも粒が小さい。お店の方にたづねると、今年の夏が暑かったので、豆が例年より小さいのだと。
でも、ふっくら美味しく煮えました。お餅は、今年は黒門の三都屋さんの粟餅にしました。ぶつぶつした食感とこおばしい香りが魅力です。
お善哉は菓子椀に盛り、黒文字と赤の杉箸をセットに。黒文字は茶事のときと同じく、お持ち帰りいただき、杉箸は、半分に折って椀の中に入れて返します。お茶席ならではの作法に、皆さん、楽しそう。あ、でもお善哉の写真撮り忘れました~。これしかありません。泣。
カルペ炉開き


茶事では、消耗品は全て新しいものでおもてなしするのが一番のご馳走です。お箸も、茶筅も、茶巾も、帛紗も全て新しいものを用意します。
お箸を使いまわししないのは、いうもでもありませんが、お箸には、もう一つ意味があって、使った人の魂が宿るので、使い回しはしないそうです。黒文字は持ち帰って、何月何日だれそれの茶事に招かれたと書き記し、記念にとっておきますが、杉箸は折って返すのがお茶のマナーなんです。
菓子椀でだされるお善哉やおはぎのときのときは、ぜひ、ご参考に。

床の掛け物は「松樹千年翠」で、大徳寺孤峰庵の卓厳和尚の筆。
寿棚に、菊の意匠の御深井の水指、茶入は「悠久」という銘のついた高取。濃茶茶碗は黒楽。茶杓は文雅和尚の銘「歓」。蓋置は青海波。棗は竜田川。薄茶の茶碗は紅白掛け分け鶴文様、時代犬山の扇面、安南写しの寿文字。
カルペ炉開き


干菓子は、四天王寺の河藤さんの紅葉とどんぐりにしました。
カルペ炉開き


昨年は、峯風庵を閉めたので炉開きが出来ませんでしたが、こうしてカルペディエムで炉開きをさせていただいて、本当にうれしく、楽しい一日でした。
カルペ炉開き


12月は5日の日曜に開催します。師走のお茶を是非ご一緒に。


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