じないまち峯風庵 夜の茶会 炉開きbレポ

2016年11月22日 20:28

じないまち峯風庵の炉開き。
DSC04945_convert_20161122202446.jpg

今月の夜の茶会(月釜)は、週末の金曜日に開催してみました。
ちょっと前に、じないまちの旧家・仲村家に伝わる江戸時代初期の茶道(茶事の会記)の資料を拝見する機会がありましたが、峯風庵では、ほぼそのころと変わらない茶事の世界を受け継いでいます。じないまちらしい文化の継承、文化の発信をしているつもりです。
じないまちの皆さまや地元富田林の皆さまにも、お茶の本来の世界を楽しんでいただきたいと開催している夜の茶会ですが、なかなか、いらしてもらえません。でも、今回はじないまちの店主さんが旦那様とご一緒にいらしてくださったり、地元の方にもご参加いただき、楽しい炉開きができました。
茶人の正月の華やぎと、伝えてゆきたい和の心、口切の茶事の柿と栗のお話などさせていただき、ほんわか楽しいお茶会となりました。
DSC04931_convert_20161122202741.jpg

茶室では、大きな炉の炭で煮えがついてシュンシュンと音を立てている釜と香の香りもがお出迎え。
DSC04930_convert_20161122202557.jpg

まずはお凌ぎと一献。始めたころは、本当に簡素な虫休めをお出ししていたのですが、その時できることの精一杯をするというのが亭主なので、だんだんエスカレートしているみたいです。(-_-;)
献立は、鯛の酒塩焼き、海苔入り卵焼き、富田林の名産の海老芋の含め煮、紅葉人参、きぬさや、甘栗ご飯(栗がなぜか店頭から消えてしまって、甘栗にひと手間かけて栗ご飯に)、奈良漬、柿の和え物。椀物は、海老芋真蒸に芽れんそうと菊花、松葉柚子をあしらって。酒は新潟の地酒「鶴亀」です。
DSC04932_convert_20161122202624.jpg

主菓子は、お祝いの善哉。時代の菓子椀に、黒文字と赤箸で。
DSC04933_convert_20161122202646.jpg

濃茶が苦手~~とおっしゃっておられてお客様も、美味しいものなんですねと。濃茶のために、全ての準備を心を込めてさせていただいているので、濃茶が美味しいといっていただけるのは、最上の喜びです。
お茶のおもてなしは、その日のお客様のためだけにご用意しますので、塚口真庵の炉開き(お茶稽古)と、まったく同じ道具組ではつまらないので、香合、花入れ、水指、茶入、濃茶の茶碗など、少し変えてみました。
DSC04944_convert_20161122202841.jpg

薄茶のためのお菓子は、紅葉の雲平は同じですが、先日吉野で求めた葛落雁を盛合わせました。この葛落雁、とってもかわいい。吉野で、できたてのふわふわの葛落雁をいただきましたが、しっかり固まったものも美味しかった。(^O^)/
DSC04936_convert_20161122202811.jpg

お客様が帰られると、お出かけしていた一期ちゃんがすぐに帰ってきて、茶室で茶人猫。ほんまに一期は茶室が好きです。そのうち、お茶も飲むようになるかな。(^.^)

じないまち夜の茶会、12月は11日の日曜日に開催です。時間は少し早めの4時半~6時半です。ぜひ、お昼からお出かけいただき、じないまちの散策もしていただけたらうれしいです。


最新記事