2月の茶懐石料理教室 弥生・春の野遊びの献立 レポ

2017年02月19日 22:58

2月の茶懐石料理教室、終了。
春の献立は、心も華やぎます。
玄関の花も春らしくして、ご参加の皆さんをお迎えしました。
今月はアメリカ在住の方が出張のための帰国に合わせてのご参加、金沢や東京などの遠路からもご参加いただきました。
私の茶懐石料理は、辻留の初代の料理を受け継いでいます。今は辻留の茶懐石も随分変わってきたようですが、変える・崩すことはたやすいですが、守るというのはなかなか大変です。きちんと懐石料理の意味を伝えながら伝統の料理をこれからも伝えてゆきたいと思っています。
今回は弥生三月の終盤の頃の正午の茶事を想定した献立です。
菜の花は、千家のお茶を学ぶものは、利休忌が終わるまでは口にしないという伝えがあります。利休最期の茶室の床に菜の花が飾られていたことに起因します。茶道を集大成された利休の死を悼んで、また憧憬の思いを込めて。
野遊び・正午の茶事の懐石、ご紹介しましょう。
峯風庵自慢の卵真蒸の煮物椀は、大好評でした。私も3日続けて食べても、やっぱり美味しいなあと、自画自賛。(^^)v
今回は春の野遊びらしく、時代の重箱に、焼物と強肴を一緒に盛りました。焼物の地鶏の鍬焼きも、お百姓さんが野で農作業の鍬をたき火で熱して鳥を焼いて食べたことに由来する料理です。

向付  サヨリ昆布〆 蕨づくり 新わかめ ウルイ 山葵 加減醤油
汁   ウド  合わせ味噌 辛子
煮物椀 卵真蒸 車エビ 菜の花 百合根の櫻 木の芽
焼物  地鶏鍬焼き 山椒風味
強肴  貝と分葱のぬた 薄揚げ ウド ウルイ 新わかめ
小吸物 エディブルフラワー
八寸  モロコ甘露煮  ふきのとう衣揚げ
香の物 沢庵 若ゴボウ 野沢菜
酒   甲斐の国の銘酒  春鶯囀(しゅんのうてん)
主菓子 春野(道明寺おはぎに練り切の花を載せて)



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