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1月4日 戌年 峯風庵初釜 略茶事

2018年01月11日 00:30

お天気にも恵まれて穏やかな初釜の日。
毎年1月4日に開催してお正月気分いっぱいの初釜を楽しんでいただいています。
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初釜は本来は師匠が弟子を招く新年の催しですから。もちろん師匠が点前をします。お茶を習っていたころは、師匠の点前を拝見できるのは初釜と引き継ぎの時だけなので、とても真剣でした。師匠が手作りしてくださる初釜のお料理や花びら餅も、もちろん楽しみなものでした。
ある年、手料理は大変になってきたので料理やさんから豪華なお膳を取ってくださいましたが、喜びは半減、がっかりしたのを思えています。
私は弟子も取らず社中も持ちませんので、私の初釜にはどなたでもご参加いただけます。なるべく私の師匠がしてくださった初釜の形を、できるかぎり頑張って続けてゆこうと思っています。

茶事の勉強会や茶懐石料理教室、お茶稽古に参加してくださる方を中心に、鶴席6名様亀席6名様がそろいました。
初釜にはやはり嶋台茶碗を使いたいので、6名は必要最低限の人数です。高台が五角形の鶴を表している金のお茶碗で3名様、高台が六角形の亀の品のお茶椀で3名様、濃茶を点てさせていただけました。
初釜の鶴席 亀席はこの嶋台茶碗にちなんでいます。
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蓬莱山飾りで神様に供えた小梅と昆布をいただいて、待合では大副茶をお出しします。
腰掛待合に移動していただいてb、迎え付け。つくば意を使っていただいてお席入り。

床には結び柳とおめでたい語の墨蹟を。花ももろ飾りにしました。青竹は除夜釜斗初釜のために山から切ってきていただいたので、清々しい感じがお客さあ二喜んでいただきました。ピンクの椿が先過ぎてしまいましたが、まあお正月なので笑っているような花もいいかなと。
蓬莱山飾りは、米、海の物2種、山の物2種、茶家であhお持ちの代わりに炭を飾ります。後はおめでたい感じに毎年アレンジしています。今年は稲の穂と鶴が待っている扇子を飾ってみました。
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初炭の下火の三炭の選び方、熾し方が大事ですと、いつもお伝えしていますが、亀席の方がちょっと時間が足りなくて全体に尉がかからなくてちょっと黒いところが残ってしまいました。残念無念。赤い炭に薄く全体にかかった白い灰は、お客様を心よりお待ちしていましたよという現れです。
初炭の羽箒は白鷹。香合は九谷の脇窯の吸坂焼きの宝船でした。七福人と宝物を満載しています。皆さんの処に福と宝が届けけられるようにと、初釜にはよく登場する私のお宝の香合です。
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お食事は例年通り根来の隅切り盆に羽子板、蛸と独楽。
今年は祝い肴三品(黒豆 ごまめ 数の子)と煮しめのお正月料理の定番と、戌年にちなんでワンちゃんの好きなステーキ肉も登場。小向はタイの昆布〆カラスミ和え。煮物椀は、鴨雑煮。八寸は、毎年同じですが、これが楽しみでと言われるロブスターと慈姑の素揚げ。花びら餅㎡もちろん手作りです。
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寒いので中立をやめてトイレ休憩をとることに。中立ちがないと炭が心配ですが、鶴席も亀席も点心の間にうまく煮えがついてくれてほっとしました。お客様の目の前で、お湯を足したり炭を触ったりはちょっと美しくないのでで、初釜では、ここが一番緊張します。

水指と茶入れを飾らせていただいて、濃茶、続き薄。
煙草盆の火入れも宝尽くしにしました。干菓子は、いつもの京都の手作り飴・開運干支飴です。州浜は手作りで竹を。竹冠二犬という字を書くと「笑」という字に似ています。犬の笑顔に嘘はないといわれるそうで、笑い犬が愛されますね。

道具はあんまり変えることはできませ4んでしたが、水指には富士のつまみがついています。点心のご飯の横に小茄子の辛子漬を添えていましたので、炭手前で出てきた白鷹と合わせて初夢の「一富士 二鷹 三茄子」ができました・
茶入は笑い犬にちなんで「笑窪」という銘のついた古瀬戸の大海。薄茶の茶碗は、戌の張り子の模様のついた黒楽を新調しました。
今回は茶杓に、想いが。 人間禅 総裁老子様にけづっていただき、銘「舞」です。言葉には力があります。特に禅語には大きな気づきがあったり生きる勇気をいただいたり。今年も人生の節目を迎えて思い悩んでいる方がいらしたので、彼女のために用意した「舞」でしたが、皆さんの心にも響いたようでいろいろな感想を寄せていただきました。

トム・ハンクス主演の映画で「フォレストガンプ」という映画があったのを覚えていらっしゃる方、いらっしゃるでしょうか・
少し知的障害のある少年が。人生のいろいろなシーンで優しい心とその時々の正直で精いっぱいの活動で、最後は望んでいたことではないけれどおお金持ちになってしまいます。最後のシーンで、主人公がベンチに一人座っていると鳥の羽がフワリフワリ地味落ちてきます。このシーンが忘れなれなくて。

鶴が舞う、雪が舞う、花が舞う。風邪が舞う、心が舞う・・・。 とどまらないで。固まらないで、軽やかに舞うように生きる。禅の心にも通じ、お茶的な見方でいうと美しいなあと思います。
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皆様にとって、今年が美しい一年でありますように。

まだ書きたいこといっぱいありますが、また来年の初釜で。(*^-^*)


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