峯風庵茶事塾in塚口真庵 釣り釜にて正午の茶事

2014年04月11日 01:28

3月の茶事の塚口真庵の勉強会。30日31日に開催させていただきました。
四畳半茶室での釣り釜の茶事は、とても和やかで、鎖の揺れに春の陽気を感じながら、西行法師と桜の世界を繰り広げてまいりました。
勉強会ではありますが、私は稽古のための稽古はしませんので、水屋コース、お客コースともに、茶事通りに進行します。みなさん、よくついてきてくださいました。
一人一人、感じること、得ることは違うでしょうが、それぞれにお茶の心の深みに触れていただいた一期一会が生まれました。

3月茶事塾
3月茶事塾

主客のやりとり、連客同士の心使い、歴史の話、暦の話、もちろん西行法師への思いも。
空の青、海や川の青、桜のピンク、月のさやけさ・・・。美しい世界をお楽しみいただけたことと思います。
桜の季節は、自然界で美しい桜がありますので、茶事の道具組や懐石やお菓子ではなるべく桜を使わないようにしてきましたが、今回は素直に桜をたくさん登場させていただきました。
茶事の世界を作るために、茶事ごとに何か新しい道具を購入するハメになるのですが、今回は、これまで私が生きてきて、出会った道具たちが、それぞれの場で、いい仕事をしてくれました。(笑)道具は亭主の分身ですから、生き方が道具に反映されていますので、道具を見ると亭主の生き方や、考え方、感性などが見えてきます。
茶事は待合から始まって、4時間のおもてなしを、その日だけ、その日のお客様のためだけに、一つのシンフォニーのように組み立ててゆきます。そのおもてなしの世界を通じて、主客が心を交わしていけたらと思うのですが、私が亭主をさせていただく茶事でも、お客様は、ただ黙って懐石やお菓子を食べて、お茶飲むだけで帰って行かれることが多くて、そんな日はどっと疲れが出ます。
主客ともに、おもてなしのその先を見ないと、ただの宴会になります。
少しずつですが、茶事の勉強会の中から、素敵な茶人さんが出てこられるのを見てゆくのが、とてもうれしいです。

3月茶事塾
3月茶事塾

写真は5日6日には、じないまちの夕去りの茶事がありますので、真庵の雰囲気だけお伝えします。ここは下座床の茶室ですので、初座と後座ではお客様の座る位置が変わります。また、後座からは水屋コースの方も一緒に席入りして、私の話を聞いていただきます。ちょっと詰めて座っていただいていますので、正客さんが亭主に近い位置に座っていますので、ご承知おきくださいね。
3月茶事塾
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