10月12日(日)じないまち峯風庵茶事勉強会「名残・正午の茶事」

2014年11月03日 17:14

10月12日、二回目のじないまち峯風庵での茶事の勉強会を実験的に開催させていただきました。
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(あっ、正客、円座をたてかけるの忘れてる~~)

10月はお茶の世界では、名残りの月。11月に炉を開く茶人の正月の前に、風炉に名残を惜しみます。風炉の季節に活躍してくれた道具や、風炉の季節の食材が再登場。風炉の季節に行った茶事のあれこれを懐かしく思い出したり、再びやってくる茶人の一年の始まりにも、思いをはせます。
本拠地での茶事の勉強会は、前日の大変な道具運びや大がかりな会場のセッティングなどがないので、心に余裕をもって開催することができます。
移動での道具の破損の危険もないので、とっておきの道具たちも、ご参加の皆さんの心を養うために使うことができます。
ご参加の皆さんも心やすい方が多いので、より一層、お茶仲間との茶事勉強会という感じがして、私も遠慮なく指導ができます。お伝えすることも、目いっぱい、盛り沢山にできたようで、じないまちでの茶事勉強会、なかなかよいです。
低い椅子席のオリジナルな茶室で、点前も少し流儀の点前そのままではなく、ちょっとした工夫がいるのですが、かえって、右や左の手前の順番や茶事の本に書いてある決まりきった流れを追うことだけではなく、本来の茶事の臨機応変のおもてなしや楽しみが深まるように感じます。
私が亭主を務めながら進行しますので、より本番に近い茶事をお楽しみいただけますし、水屋コースの皆さんも気合が入るようです。
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これからも機会を見つけて、じないまち峯風庵での茶事の勉強会、開催させていただこうと思います。実験期間が済みましたので、今後のじないまち峯風庵での茶事勉強会の会費は、13000円とさせていただきます。夕去りの茶事と夜咄の茶事で蝋燭を使う場合は14000円で。
茶事勉強会の前後に、江戸・明治の町並みが広域に残るじないまちの散策もおすすめします。

半東さんの働きで、初入りの、濡れ釜もいい感じ。
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新米を炊いて、干菓子には、稲穂と鳴子、お茶碗に雀、米俵。薄茶の煙草盆は枡。
後座の床には、割れた弥生時代の須恵器。
継のある道具や、侘びた風情の時代の道具たち。
実りの秋の名残の茶事です。
米作りが日本に伝わったのも弥生時代。このなぞかけに見事答えてくれたのは、優秀なアシスタントのRちゃんでした。(*^_^*)
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茶事の会記は、水屋コースの方にのみ、お渡ししていますが、今回は私の大好きな名残の茶事なので、特別にご披露しますね。ご参考になれば幸いです。
<10月12日 名残り正午の茶事 会記>
待合   掛け物   「深々と 根草に しみる 秋の声」 作不詳  色紙
      煙草盆   手つき
      火入れ   唐津
      汲出し   八代小岱焼き

腰掛    煙草盆   桑の目
       火入れ    白マット釉 湯呑見立て

初入り   床     「閑座聴松風」  宝林寺 積応和尚
             
      釜      刷毛目地紋丸釜  作不詳
      
      
  懐石  向付   〆鯖  緑酢 梨 芽葱   器=寄せ向 いろいろ 
      汁    さつま芋  粉山椒   合わせ味噌
      煮物椀  海老揚げ真蒸 三度豆 シメジ 柚子 器=紅葉蒔絵
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      焼物   地鶏もろ味焼き      器=時代馬の目皿 
      強肴   昆布巻き さつま芋 三度豆 器= 黄瀬戸
      小吸物  カボチャの種   
      八寸   鮭とば  むかご松葉刺し  器=四方皿  じないまち陶工房飛鳥
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      香の物  沢庵 瓜奈良漬け  茄子    器=片口
      湯斗   炒り米
      酒    天野酒  河内長野西條酒造
   
   初炭 炭斗   四方篭
      香合   埋もれ木
      羽    犬鷲
      火箸   清五郎
      灰器   雲華焼き 
      灰匙   清五郎
      
      主菓子   実りの秋  器=縁高
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後入り  花     季の物 
      花入れ   弥生時代 須恵器
     
濃茶   水指    古丹波  種壺
   茶入    古瀬戸  
      仕服    雲文様緞子
      茶杓    時代   銘=再来
.      茶碗    萩  悟郎  作  銘=遊心 
      建水    備前
      蓋置    竹
     
後炭   水次    腰黒薬缶

薄茶   煙草盆   時代  枡
      火入れ   信楽       
棗     時代根来 黒柿割ふた  寺道具
      茶碗    伊羅保   中村 真 作
      色絵晩秋茶碗  加藤永山   作
      米俵  清和窯

干菓子   稲穂(落雁) 鳴子(雲平)   器=黒くりぬき盆
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