5月のじないまち茶懐石料理教室 水無月の懐石

2015年05月18日 21:01

水無月の伏せ傘懐石。
三日間の茶懐石料理教室、私も美味しい懐石をいただきました。(*^_^*)
梅雨時は、気持ちもうっとうしくなりがちですので、懐石をサラサラと進め、大事な濃茶まで気持ちがだれてしまわないようにとの工夫です。

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飯碗に、最初の一文字と二回目のご飯の量をこんもりと盛りつけて、汁椀で蓋をして持ち出します。汁椀を伏せた形を雨の季節の傘に見立てています。ご飯も梅雨時には食欲がそこなわれますので、食が進むように、新生姜ご飯にしています。汁はかないろという手つきの鍋のようなものでお出しして、席中でとりわけていただきます。かないろは、お酒を入れていたもので、茶事では、昔はたくさん、お酒をめしあがっていたのですね。もともと、お茶は男性の世界だったことが、こんなところでも伺えます。

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向付は、新鮮な鰹を煮たものに、ヤマトイモに山葵と酢を利かせたものをかけて、寒天で紫陽花の花のように、盛り付けました。紫陽花の葉に、見立てたのは紫蘇の葉の素揚げです。
煮物椀は、水無月真蒸。

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焼き物は、茄子のシギ焼き。たっぷりの胡麻油で焼いて、田楽味噌を塗って、けしの実を振りました。

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強肴は、これまで使ったあまりものを生かして作るのが懐石のお約束です。煮物椀で添えたオクラのあまりと、蓮根、烏賊の梅和え。

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八寸は、沢蟹の素揚げとスナップ豌豆。彩がきれいですね。

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香の物は、沢庵、キュウリ、カボチャの漬物です。

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主菓子は、簡単バージョンのこなし地で青梅を作りました。きれいな色に仕上がりました。

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餡に混ぜた梅酒は、優秀なアシスタントのRちゃんが、懐石の教室に参加されて2回目くらいのときにお土産に持ってきてくれた梅で漬け込んだ、特別の梅酒です。このときに、なぜか私のアシスタントはこの人だ~~って思ったんです。梅もらったからではないですが。(*^_^*)
梅雨時の懐石で気を付けることは、一番、中毒が起こりやすい季節なので、なるべく生ものは使わない、毒消しにもなる梅干しをつかうことも、理に適っています。
来月は6月19日20日21日朝茶事の懐石です。リクエストのあった、わらび餅の煮物椀をつくります。透明感が涼しげです。主菓子も作りますが、なかなか干菓子が上手く作れないという方のために、干菓子も作りたいと思っています。
茶事の勉強会はおやすみになりますので、ぜひ、懐石教室にお越しください。茶事の懐石部分にのっとって、おもてなしの手法、召し上がり方の指導もします。
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