29日じないまち燈路の日 夕去りの茶事

2015年09月04日 11:29

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私が茶人として、お客様をお迎えして開催させていただく茶事は、勉強会とは違って、いろいろ説明したり、指導したりしなくてすむので、本来の茶人としてのお茶をさせていただけるので、とてもうれしい。
29日の、往く夏を惜しんで開催されるじないまち燈路の日の、夕去りの茶事には、お正客様とお次客様にベテランの男性茶人さんが座ってくださって、かゆいところに手が届くといった席中の会話に、気持ちよく亭主をさせていただきました。
茶事が初めての方にもお楽しみいただける様に,峯風庵の茶事は開催していますが、お茶の修行を積まれた方とご一緒させていただくと、安心して私も自然体で自由に心を遊ばせて、茶事を進行することができます。
貧乏茶人ですので、高価なお道具は用意できませんが、せめて、ちょっと面白いものをと。
じないまちでの茶事はじないまちの物語を茶事の中でさせていただきます。ものが語ってくれるので物語。その日ご用意させていただいた道具の一つ一つがじないまちの物語を紡ぎます。
今回は、初めて、織田信長とじないまちのお話をさせていただくために、膳所焼きの大馬比べの茶碗を用意しました。
信長の名馬6頭と山之内一豊の名馬1頭が元気よく飛び跳ねるさまが描かれたものです。
じないまちの成立当初のお話、堺の千利休のお話、時々のよきリーダーのおかげで、今もこの歴史の町が残され生き続けているお話。興味深く聞いていただけたのがうれしくて。
茶事が終わって露地に出ていただくときには、タイミングよく雨が上がったので、峯風庵名物のたくさんの狐の灯りでお見送りすることができました。

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本番の茶事ですので、写真は撮れませんでしたが、初座の床の花だけ、席入りの前に撮影。夕去りの茶事は初座が陽で、床には花を入れますので、花がより一層印象的に感じてもらえるようにと。少し、苦心します。
じないまちの古民家の特徴の一つである、虫籠窓にちなんで、時代の虫籠に、夏を見送った後の秋の花、夏のホウズキの名残を入れてみました。

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千基以上の蝋燭がゆらめく、寺内町燈路は、開催はされたのですが、あいにくの雨模様で、早々に片付けが始まって、私が見れたのは、写真のものだけで、ちょっと残念でした。
お客様からは、帰り道で燈路も楽しみましたとの礼状が届きましたので、ほっとしましたが。
来年も、燈路の日に、峯風庵で夕去りの茶事ができますように。
楽しみに、また、一年を過ごします。
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