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12月の茶懐石料理教室 レポ

2015年12月26日 18:16

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今年も残すところ、わずかとなりました。
手足の骨折の大事をとって、12月の峯風庵の行事は、茶懐石料理教室は18日、20日と、2日間のみの開催でした。
初釜の献立の茶懐石料理教室でしたが、今年最後の師走のお茶がしたくて、床には「無事是貴人」の墨跡。今年は、いろいろ大変なことが次々に起こり、今も満身創痍の状況で、とても無事とはいいがたいのですが、命までは取られる ことなく、お茶の仲間に囲まれて、幸せな師走の時を過ごさせていただきました。
お茶は対価をいただいているわけではなく、ご参加の方からはお気持ちをいただいていると思っています。私のこの世に問うお茶を、続けさせてやりたいと思ってくださる方々に支えられて、今あることのありがたさを感じます。
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いい加減な花しか用意できませんでしたが、花入れは綴じ目の鼠志野。今年を閉じる師走ならではの趣向です。
11月の炉開きと同じく、香合は千手観音菩薩の掘り込みのあるもの、お茶椀には、鎮守の森の絵柄。神仏に守られて迎えた今年の暮れ。私はどこの宗教にも帰依していませんが、宗教心というものは謙虚に生きることと同じことかと。人の心が生み出したものと考えると、人間という存在が愛しく感じられます。
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主のお茶椀は、暦手、替えには鎮守の森と初雪茶碗、そして、スズメを用意しました。初雪茶碗には「初雪や犬の足跡 梅の花」という歌が書かれていて、ちょっとユーモラス。うちの炉には、猫の一期ちゃんがいたづらして、猫の足跡がついていましたので、そのままつけておきました。(*^^*)
スズメは冬の淋しくなった風景の中でちょこちょこ歩いたり飛び回ったりする姿が愛らしい。骨折であえなく中止にさせていただいた、名残りの月・童謡の世界の茶事のために求めていたお茶椀です。今年中にデビューできて、よかった。(*^^*)
水指は古丹波の種壺。棗は波千鳥です。
千鳥とスズメ、鳥が二つ重なってしまいましたが、寒さの中で懸命に生きる小さな生き物の姿に、気持ちが動きます。
師走のお茶ができて本当によかった。気持ちもリセットできました。

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初釜の献立は、年々バージョンアップしますねと言われてしまいましたが、長くいらしてくださる方にも、新鮮な気持ちで取り組んででいただけるよう、いろいろ考えます。その考えることが、実は私は一番好きです。1月4日に、初釜の茶事を開催しますので、詳しく紹介するのはやめておきますが(懐石教室にも初釜にも両方いらしてくださる方もいらっしゃいますので、また献立は少し変えたいと思います)、今回は、お酒のラベルに一目ぼれ。新潟の鶴亀酒造さんの招福人を取り寄せましたが、お米の味がしっかり感じられる、いいお酒で、みなさんに喜んでいただきました。

煮物椀は鯛てまり。てまりはコロコロ転がってとどまることがないというので、おめでたい時によく作るお料理です。
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八寸は、カズノコと、小さな慈姑を皮ごと素揚げにしたもの。裏白の葉を敷きたかったのですが、まだどこにも売っていなかったので、代用品でイメージだけ。

花びら餅もうまくできました。赤いひし形のお餅を重ねて、ゴボウは2本。伝統的な花びら餅です。
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盛り付けは、お膳盛り、松花堂弁当、縁高弁当に盛り込んでみました。参考になったでしょうか。
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煮物椀を弁当の蓋に置く場合もあります。もし蓋に蒔絵がついている場合は、お客様が気を利かせて懐紙敷いてをくださると、亭主はうれしいものです。蒔絵に傷がつかないようにとの心遣いです。
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来年1月の茶懐石料理教室は、22日(金)23日(土)24日(日)に開催します。寒い季節の茶事は。暖かくおもてなしするための工夫もいろいろ。夜咄の茶事の献立とお菓子でお楽しみいただきたいと思います。お申し込み受付開始していますので、早めのご参加表明、。よろしくお願いします。時間は、午前10時半~午後1時半。参加費は8500円。午後からの懐石のお客様だけの参加も承っっております。お客様参加は7000円です。懐石の召し上がり方の作法もご指導させていただいております。

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