じないまち峯風庵 9月の夜の茶会レポ

2016年09月20日 19:01

9月14日夜の茶会。
待合には、月、女郎花、鈴虫の絵が描かれた色紙。席入りしていただいた茶室の床には、時代の虫籠に秋の花。香合は鈴虫蒔絵です。待合の鈴虫を捕まえて、籠に閉じ込めたのですが、あら、逃げ出して、ほれ、その香合の上に・・・。と、言ってたら、露地で虫がチリリンと鳴きました。
茶会は、、こんな遊び心で始まります。
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谷町のビルの中で開催していた月釜に時々来ていただいていたお二人、10年ぶりくらいの再会です。懐かしいお話もたくさん出てきて、楽しかった!寺内町はやはり心理的距離が遠いので、なかなか、初めの第一歩を踏み出していただけないのですが、一度いらしてくださった方は、寺内町を気にいってくださる方が多くリピーターになってくださることが多いのですが。今回のお二人も、きっとまたきてくださると願っています。
和の文化の保存と振興を幅広く手掛けられているHさんは、素敵な和服姿。男性の和服、改めていいなと思いました。
明日が中秋の名月なので、今日も美しいお月さまが見えるかなと思っていましたが、夕方から雨がぽつぽつ。茶室の中では、お月見をしていただけました。月見の頃は、兎歳生まれの私は、兎の道具だけはたくさん持っていますので、兎をどうやって使おうかと、楽しい悩み。
いただいたお花も、うれしくて、時代の虫籠にたっぷり入れさせていただきました、
今日は月見の宴にと、お酒もご用意。
お凌ぎは、〆鯖を炙って、緑酢を添えた小向、地鶏のもろみ焼き、車麩の卵煮小松菜添え、南瓜・オクラ・シメジの天ぷら。ご飯は丸十ご飯をおにぎりに。
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吸い物は、謡曲の演目を絵替わりにした蒔絵椀。竹生島の兎をお正客に。
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主菓子は、地元の老舗柏屋葛城堂の生菓子「十五夜」。
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干菓子は手作りの菊の花落雁と、菊の葉の雲平です。
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お茶の中でじないまちのことにも触れさせていただきました。水指は、じないまちの陶工房飛鳥さんの筒状の器に蓋をあわせたもの。
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膳所焼きの織田信長の大馬比べの図柄のお茶碗から、桶狭間の戦いの前年に寺内町が宗教自治都市として生まれたこと、比叡山との戦いの折に信長の傘下にくだることを拒んだ誇りある寺内町の人々の話などができました。
夜の茶会、月釜として、定着させながら、一人でも多くの方にお茶の魅力をお伝えできればと願っています。
来月は12日の水曜日に開催です。ぜひ、気軽にご参加ください。お茶が初めての方も、大歓迎です。楽しんでいただけるよう、解説もさせていただきます。参加費は3500円です。
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