3月5日塚口真庵ちょっと大人のお茶稽古レポ==お水取り==

2017年03月06日 18:53

塚口真庵ちょっと大人のお茶稽古。本日は奈良・東大寺のお水取りの趣向で。
釣瓶の水指を持ってゆきたかったのですが、荷物が多くてあきらめました。
代わりに、水を思わせる手桶の花入れを持参して、稽古が始まる前に皆さんに花を入れる稽古をしていただきました。
じないまちのお店のお仲間から、美しい卜半椿をいただきました。この椿は、つぼみではなく、しっかり開いたものを花入れに入れることができます。峯風庵のお茶花の心配をしてくださる方がもう一人いらして、椿がたくさん手に入りましたので、お水取りにちなんで、床の花は散華にしました。贅沢させていただきました。感謝。
今日も釣り釜の風情に、酔いました。
お茶をする環境というのは、とても大切だと思います。侘茶の文化を伝えてゆくための環境として、風情ある四畳半茶室が、私には必須に思えます。炭の火の暖かさ、炭の還元作用によってもたらされる磁場のような空気感、炭の火で煮のついた釜から立ち上る湯気の気持ちよさ。茶筅の音や釜にさす水の音も四畳半茶室ならではの響きで、心に届きます。時間と共に変化する炭の状況で、煮えの様子、釜の松風の音も変化します。
今日は、後炭で輪胴とめもできました。
香合は、お寺の行事にちなんで鐘を。主菓子は浮嶋を作りました。銘は「若草山」。美味しいと皆さん絶賛していただきました。翠の色は蓬です。干菓子は、落雁の水と雲平の蝶々。茶入は膳所の大海と初心の方のために古瀬戸の肩衝を用意しまた。棗は、真塗りの面取り棗。お寺の行事らしいかなと。濃茶の茶碗はいつもの黒楽でしたが、薄茶の茶碗には、赤膚の奈良絵の茶碗と春草の茶碗を。関西では、お水取りが終わると本格的な春になるといわれていますので。茶杓に困って、今回は稽古ということで、黒いシミのある稽古用の茶杓に「お松明」という銘を付けて使いました。本物のお松明の燃え残りの竹で作られて茶杓がほしいのですが、貧乏茶人にはちょっと手がでません。(´;ω;`)ウゥゥ
今日も目いっぱいの稽古。皆さん、本当にお茶が好きなんだなあと、うれしくなりました。
関連記事


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://wa202020.blog64.fc2.com/tb.php/247-4d556523
    この記事へのトラックバック


    最新記事