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箱火鉢お披露目茶会

2011年05月26日 21:06

5月20日22日と、峯風庵再興、オリジナル箱火鉢のお茶、お披露目茶会を開催させていただきました。
玄関には、谷町峯風庵に掛けていたのれん(Kさんに川島織物で特注してプレゼントしていただいた、大切なのれんです)をかけ、谷町の峯風庵を見守ってくれていたお地蔵さん(Tさんにいただいた、愛らしいものです)も、そっと置かせていただきました。
なんて、うれしいことでしょう。
それも、20年間憧れていた古民家です。
お披露目茶会

大阪府で、唯一、国から重要歴史的建造物群保存地区として指定され、日本の道百選にも選ばれている、富田林市じないまち。江戸・明治の繁栄を思わせる重厚な古民家や商家が、軒を連ねています。
お披露目茶会

じないまち峯風庵は、町の東南、じないまち展望広場と富栄戎さんの前にある明治2年建築の家です。
玄関を入ると土間とたたきがあります。土間をあがると、明治のガラスと格子戸が美しい板の間。
ここは、ギャラリーとして活用します。
お披露目茶会

お披露目茶会では、ここを待合と点心席にしました。

奥の間を箱火鉢の茶室に。江戸時代のお蔵の戸を活用しました。
お披露目茶会

小さいですが、露地もできました。(Iさん・Eさんの手作りの庭です。感謝!)
お披露目茶会

点心は、ここ、じないまちの歴史や文化を感じ取っていただけるよう、昔商家の賑わいゑびす膳を考案。
お披露目茶会

江戸時代の根来の隅切り盆に、江戸・明治の器でおもてなし。
石川の水運で栄えた町にちなんで、小向の器には鍋島焼の船の形のものを。盛り付けた料理は、戎さんにちなんで天然の鯛の昆布〆です。先付けには、白磁の器に、酒粕入りの白和えを。じないまちには、造り酒屋さんの風情ある豪邸が数軒残っています。おめでたい鶴の文様の皿には、小判揚げと絹さやの笹(戎さんの商売繁盛で笹もって来い)、地鶏の桑焼き(焚き火に農作業の桑をおき、その上で鳥を焼いたところから命名された料理です)、海老の黄身寿司(戎さんは海老で鯛を釣った? 卵は当時は貴重な食材でした)、季節の破竹の田楽、戎さんにちなんでえびす南瓜の一夜干しとソラマメの素揚げ。吸い物椀は、江戸時代のもので、謡曲の演目を絵変わりで蒔絵がつけられた華やかなもの。椀の中身は、利休卵と蕗、柚子の花でした。400年前の茶人千の利休の茶懐石メニューの椀物を再現した料理です。ご飯は、季節の新生姜ご飯です。
お酒は、河内長野の地酒「あまの酒」をご用意。
点心が終わって、いよいよお茶席。
箱火鉢のしつらえに、歓声が上がります。
お披露目茶会

床の墨蹟は「茶」と大きく書かれた、中国の禅僧の書。正式な茶掛けではないのですが、大きな茶の文字の下には
お茶は天地の神様からの贈り物です。お茶を飲めば苦味(つらいことや悲しいこと)が去って、甘み(うれしいことや楽しいこと)がやってきます。そして心が清らかになります」と書かれています。
お茶って本当にいいもんだなあと、改めて思います。そして、香合は東大寺古材で作られたもので、永遠の生命を持つ鳳凰の模様がつけられています。
日本が育んできたお茶の文化が、この歴史の町で、新しい息吹とともに、次の代にも続きますようにとの願いを込めました。
お披露目茶会
お披露目茶会

主菓子は手作りのきんとん。峯風庵の前のお家にツバメの巣があるのを発見。親ツバメの飛ぶ姿と柳の緑をイメージして「五月の風」と命名した、新作の和菓子です。干菓子は、四天王寺河藤製の、鯛と笹。富栄戎さん、これから、よろしくねの気持ちです。
お披露目茶会

箱火鉢には、炉の灰を入れました。普通の炉よりは大きいので、大炉のイメージで瓦を配して、お寺を箒で掃き清めたような筋目を入れました。
箱火鉢の引き出しも大活躍。ちょっと楽しい、点前が出来ました。
釜は、時代の雲竜。棗は、和紙張りの地味なもの、でも蓋を開けると華やかな踊り桐の蒔絵と螺鈿。大阪の商人が地味な着物を着ているけれど、裏地には華やかな柄など入れていた、心意気。、これも和の美意識、文化なんだなあと。
お茶椀は、緑の季節にちなんだ緑の九谷、じないまちから見える金剛・葛城・二上山にちなんで、山の文様のお茶椀、そして、今年還暦を迎える(ばらさんでもええのに~~)私の華甲の祝いも兼ねて、沢蟹の文様のものを使いました。
御付き合いいただきました、お客様、そして、水屋をお手伝いいただきました皆様、本当にありがとうございました。いいお披露目茶会が出来て、幸せでした。そうそう、こうしてお茶が出来ることに感謝して、茶杓は文雅和尚作「幸」をつかわせていただきました。

この茶会は、ほぼこのスタイルで、毎月第二土曜に月釜として季節の趣向を交えて開催させていただきます。
第二土曜日には、じないまちのイベント「じないまち散歩」や町の季節のイベントがありますので、
イベントや町の風情も楽しみながら、峯風庵月釜にお出ましいただければ幸いです。
ちなみに、6月は11日(土)に月釜を掛けます。(ご予約が必要です)
じないまちのイベントは11日12日と農とクラフトフェアがあり、町中でいろんな楽しいイベントやマーケットがありますので、お勧めです。
農とクラフトフェア http://agri-craft.seesaa.net/article/202342949.html
和の心 峯風庵   http://www.wa-no.kokoro.jp

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