6月17日18日塚口真庵茶事勉強会レポ

2018年06月30日 15:11

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6月の塚口真庵茶事勉強会は、会場のご事情でいつもとは違う日程で開催することになり、参加できないレギュラーメンバーさんがたくさんあって、ちょっと悲しかったうえに二日目の18日は、大阪北部地震の影響をまとめに受けて、会場まで到着できたのは水屋コース1名様、客コース2名様だけに。サポートの先生も、亭主役、半東役も、途中で足止め。
私とアシスタントは会場に向かう阪神高速の上で地震に会いましたが、何事もなく会場に到着。詳細がわからない状況で、TVもなくて、まさか電車がほとんど止まってしまったこと、復旧があんなに時間がかかるとは。皆さん何とかして会場に到着しようと、大変なご苦労をお掛けしてしまいました。

一人でも来られる方がある限り、茶事勉強会は開催です。サポートの先生も、亭主も半東もいなくて、どうやって茶事をするのですかと心配そうなアシスタントのKちゃん。大丈夫、何とかなるわと、私。大丈夫という言葉は私の座右の銘。お茶で尊ばれる禅語の一つ「和敬静寂」の寂とほぼ同じ感じで私は使っています。何があっても動じることなく毅然として目の前の物事に対処すること。

さて、今回の茶事は、雨の季節に、少し心を晴れやかにしてくれる見立ての茶道具で楽しんでいただくことに。
見立ては、あまりにも唐突でく見るからに見立てとわかるものは、私はあまり、好みません。亭主のセンスやアイデア、創造力をい亜に発揮できるか。もともと、茶道具は見立てから始まり、それが多くの茶人さんの賛同を得てこれを茶道具にしましょうと決まったものが取り上げ。今回は見立てと取り上げの道具をちりばめましたが、あくまで茶事ですから、
全体の世界観、道具のバランス、そして何より、楽しいけれど、丹田のあたりに気が収束していくような静けさや深さも、出せるように。なかなかの難題でした。

前回の茶事勉強会にいらしてくださった陶芸家の方から、こんな面白いもの作ったたので使ってみてくれませんかと、美しいトルコブルーの建水をいただきました。
道具は生かして使うもの。でも、建水は汚れた水を入れるものなので、なるべくお客様の目に触れないように、地味なものを選ぶことが多いですね。茶入や茶碗ように主の道具でななく、もっとも下位におかれるもの。でも。建水がないとお茶の点前は成立しない、大事な道具です。世の中にも、人が嫌がる仕事を引き受けてくださる方があって、人は快適な暮らしができています。ある茶人さんに教えていただいたことです。建水に心を寄せるということはこういうことも理解し感謝するといううことだと。
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何度かこのお話もさせていただいたことがありますが、今回は建水を美しく見ていただいて
建水のお話をさせていただこうと。振る雨も汚れを洗い流してくれるもの。たぶん、心の汚れも。こんのあところから今回の茶事の道具組をしてゆきました。
雨の季節の待合には「降らずとも傘の用意」の語と茶人さんのちょっとユーモラスな絵の色紙をかけていました。これも、なんだかタイムリー。


うっとおしい梅雨のシーズンには、懐石料理を伏傘にして、濃茶まで気持ちがきれないようサラサラと懐石をすすめることにしています。飯椀に最初の一文字とと二回目のご飯の量をこんもりと盛り付け、汁椀で蓋をして持ち出します。その形が傘を伏せたように見えます。茶人さんって、面白いことをしますね。汁は二回分を「かないろ」に入れてとリマ3足をしていただきます。飯替えと汁替えが一回筒省けることになります。
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向付も紫陽花に見立てました。山芋のとろろの下には煮アナゴが隠れています。主菓子は「雨音」という銘です。タピオカを雨粒に見立てました。

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後座の床は、取り上げの鮎篭にすっきりと茶花を。先月はサプライズのた森の小径を竹と花で作りましたが、やっぱりきちんとした花入れに楚々sとした、凛んとした茶花がはいっていると
いいですね。心が洗われるようです。
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後座では、風炉先屏風の代わりに番傘を。初日の小柄でお着物姿の亭主さんはすっぽり傘の中で、美しかったです。いえ、夜目 遠目 傘の内ではありませんよ。長年のキャリアがそこはかとなく感じられる、しっとりとした点前に、茶室のは晴れていましたが、まるでしとしとと降る雨の中にいるような不思議な気持ちになりました。

唐突にトルコブルーの建水が出てきたら、やっぱり心が騒がしくなりますので、ブルーの番傘を探してようやく手に入れました。トルコブルーの建水は薄茶から使い、目を慣らしていただこうと。薄器のジャワ蒔絵のブルーグリーン(ガラスコップに小物入れの蓋を合わせた見立て)、炭手前で使ったイラン製のグリーンの香合(ただの小箱)。こんな色彩での演出をとり入れていました。

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一日目は急きょ、建水拝見をということになって、さらしふきんの用意がなかったので白いタオルに乗せてお客様のもとへ。 建水は拝見が終わるころ合いに、亭主が引きにきたた方がよかったのですが、今回、ちょっとブルー系の色を並べてみたかったので、主の道具から外して返していただきました。

二日目の地震の混乱の中での茶事も、急遽台所役から亭主役に振り替えて対応してくださったOさんのおかげ、そして、お客様の随所に気遣ってくださるお気落ちのおかげで、しっとりとした茶事をさせていただくことができました。二日目は続薄茶でさせていただきました。

7月8月は塚口真庵での茶事勉強会は暑さのためお休みさせていただきます。9月に夕去りん茶事の勉強会を開催いたしますんので、ぜひ、ご参加をごけんとうくださいませ。後座はt蝋燭の灯りで幻想的な茶事をお楽しみください
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