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7月29日じないまち峯風庵朝茶事勉強会レポ

2018年08月06日 23:57

地震にも台風にも負けず、茶事をしています。今年はなんというめぐりあわせなんでしょう。
7月29日午前8時からの朝茶事勉強会でしたが、ニュースではお昼ごろまで警戒が必要とのこと。安全を期して、午後2時からに時間を変更して開催させていただきました。天災んことですので、時間変更によって参加できなくなった片野キャンセル料は不要のご案内をしていましたが、台風一過の猛暑の中、全員がご参加してくださいました。
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今回の朝茶事のために、前日の夜に里山の狐さんから、きれいな蓮のつぼみと葉がとdきました。当日時間指定で、2貫目+おまけの大きな氷の塊を近所の氷や山河届けてくださいました。おかげ様で、寺内町でしかできない茶事できました。
蓮の花は朝、美しく開きました。けれど、時間を遅らせたため、後座の床に入れるころには、はらりと花びらが落ちてきました。念のためにと朝顔の鉢植えも用紙して、朝顔市臨もよいなあと思っていたのですが、やっぱり「盆 近し」というご案内wおだししていましたので、花びらが散るのも限りある命を感じていただけるかと、ありがたく、蓮を使わせていただきました。

本日の正客役は、まだお茶を始めたばかりの若い実業家で世界ををまたにかけての仕事に遊び。海外生活が中かったので、かえって日本の文化に興味を持ったtのこと。さて、どんな正客をしてくれるのか、楽しみにして迎えた当日でした。
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待合には、お盆の精霊馬の飾地、菩薩の心と願いを示した長色紙をかけました。
お盆にはあの世に旅立たれた人が帰ってこられるので、迎え火で出迎え、またあの世に戻られるときには送り火を炊いて見送ります。精霊馬の飾りは、この世に帰られるれるときは馬に乗って早くお帰りください。そして、あの世の戻られるときにはは牛に乗ってゆっくりお戻りください。というこの世に残されて人の思いが表れています。日本の独特の宗教観
です。あの世とこの世、生と死が隣り合わせにあるようで。日本で社会というときには、この世に生きている人だけではなくあの世の人、これから生まれてくる人を含めて社会画と考えられていると、ある哲学者の本で学びました。ほかの国では今この世に生きている人だけの社会なんだそうです。日本の考え方は心深く、優しいように感じます。私も昨年母を亡くして、このお盆が新盆になります。

さて、露地での迎え付けを済ませて、初入り。
きっと胡瓜の馬と茄子の牛については知らないだろうと思っていたのですが、正客すかさず「待合では精霊馬を飾っていただき・・・」とご挨拶。「盆 近し」の案内に小説「送り火」を呼んできてくれたそうで、これは一本取られました。
茶事は亭主と客との心の尽くしあいん菖蒲のようなところがあり、これが楽しい。ほかの勝負」では勝つために戦いますが、茶事では負けることがともうれしい。変わった勝負です。この勝負、なかなか受けて立ってくださる客がいなくて、私としては淋しい思いをしていました。ただ単に決まったところで決まったセリフをいわれるだけでは、亭主としては物足りないし、お客も本当に楽しんでくださっているのだろうかといぶかってしまいます。この日は稽古茶事ではありましたが、皆さん席中で楽しくお話を進めていただき、熱中症でダウン寸前ではありましたが、茶事が始まると楽しくて完全にしゃっきり。私はどれだけ茶事が好きなんだろうと、自分で苦笑したりして。
夕去りの茶事ですので、炭手前が先になります。この間じないまちの板金屋さんで治していただいた昔の薬缶を水次に使うことができました。
私が亭主をしながらの茶事でしたので、写真が取れていなくて後から少し解説用に取ったものもありますが、どうも写真が下手で、すみません。
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懐石は、朝ご飯なのでご馳走ができないので、せめて手間暇をかけようと、向付は鮎の三枚おろしを風干しにしたものに、柴漬けのみじん切りを加えた大根おろしを添えました。汁は焼きナスに粉山椒。八丁味噌を冷たく冷やして。煮物椀は生湯葉を田プリ入れた卵寄せ、強肴は、茄子、坊ちゃんカボチャ、インゲンの滝合わせ。こちらも冷たく冷やしてガラスの鉢で。八寸は、花丸胡瓜の味噌はさみ、デビラカレイ。お酒は東北地方の地酒「あさ開」と奈良の「白滴」。今回はお酒も進みました。
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昔の茶人さんたちは、早朝からさらりと茶事をして、そのまま仕事に出かけていたとの話にも、、男性2名の客人は、何かを感じられたようです。
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主菓子は柚子の皮のすり卸しをたっぷり入れて薄くかためて餡を包んだ「夏衣」です。水屋の方々は、この葛の皮を作るのが面白かったようです。台所にはいつもはサポートの先生がいてくださるし、半東sんの私は私がしているのですが、今回は私が亭主役で進行しますので、皆さん本番の茶事の水屋yと同じようにしっかり自身で動かなくてはありません。じないまちの茶事勉強会は、やる気のあるかたにはいい勉強になるかと思います。今回も皆さん、とても頑張ってくださって、やった~という実感でお顔が晴れやかでした。

中立の後、銅鑼を打ち、席入りウィしていただくと、茶室からおお~という歓声が聞こえます。
後座の床、私も、やった~、とニコリ。

茶入は、朝茶事によく登場する海上がりの安南。水指はかな釣瓶写し、茶碗は井戸にしてちょっと遊ぶ。お茶の銘が茶事勉強会用の物が今日の世界にあわなかったので、一つランクが落ちるのですがお茶稽古で使っている「千代の翠」に。お章句悪さんから、いつものお茶とは思えなくてt特別ににおいしいとお褒めいただきました。床の花についても、葉についた水滴が美しいと言っていただいて、目にとどめることができる感性をお持ちなのがよくわかりました。
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薄茶では、氷をたっぷり入れた時代ガラスの水指(実はワインクーラー)ものに替えて、涼やかなお茶を楽しんでいただきました。棗は偲ぶ草蒔絵。なきひとぉ偲んで、お盆を迎える準備です。茶杓葉、二月堂のお水取りの松明の燃え残りで削っていただいた銘「送り火」。最初の席入りにお正客の口から出た送り火が、最後に出てきました。私はずっとこの茶杓の銘を言うのをワクワクして待っていました。茶事って楽しいい、本当に一期一会です。
干菓子は、豚の蚊やり(河藤さんで見つけたときには小躍りしました)と、手作りの州浜の香取線香です。写真がわかりにくいのが残念。
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煙草盆の火入れは、旅人図。人生とは死にゆく日に向かって旅をしているようなもの。良い死を迎えるには毎日をしっかり生きること。あの世に行っても、お盆には、誰かが偲んでくださるような生き方ができたらいいのですが。

夏の日のとんでもない時間の朝茶事ん勉強会がおわりました。いい茶事でした。そして、お客様の陶芸家さんには素晴らしい志野の水指を使ってくださいと頂戴しました。貧乏茶人にはとても買えないお道具、大事につくぁせていただきます。

次回の茶事勉強会は、塚口真庵四畳半茶室にて、9月23日と25日に夕去りん茶事の勉強会をです。ぜひ、ご参加をごけんとうくださいませ。後座はt蝋燭の灯りで幻想的な茶事をお楽しみください。
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