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8月の茶懐石料理教室 長月の茶事の献立 レポート

2018年09月01日 12:44

8月の茶懐石料理、今月は長月の献立。思っていた食材が、猛暑とお盆明け早々だっやこともあって、手に入らないものが出てきて、献立を大幅に変更して開催しました。料理人たちの味方だった黒門市場は観光客が買うものに仕入をフトしてしまい、去年まではちゃんとあったものが全くそろわなくて。鮮度の良い鱧さえ探すのが大変でした。ようやく、まあこれでいいかと手を打った店で骨切までしてもらったら、さばき料金500円取られた~~。ちょっと前まではさばくのはどの店もサービスだったのに。おまけに捌きが下手で大きな鱧が小さくなって(骨にはたっぷり見がついていたわ。)骨切りも下手で小骨もたくさん残っていて、食べづらいこと。ほんまに、おばさんは頭に来てしまいました。ヽ(`Д´)ノプンプン
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でも遠路から毎月ご参加いただいている方から、懐石料理教室に来ると、日ごろいろいろと心を乱すこともあるけれど、頭の中を空っぽにしてしまうくらい一心不乱に取り組むことができて、壮快です、と。その言葉が嬉しくて、いっぺんに上機嫌に。
こちらの教室は単なる料理教室とは違ってお茶の修行の一環でもあるし、実際に茶事ができるよう、てきぱきとした作業を身につけいただいていますので、初めて来られた方はびっくりされるかもしれませんが、気合を入れて取り組んでくださる方だぇが残ってくださって、今や台所を任せられる方も数名出てこられました。なので新人さんが来られても、懐石をいただくときには客役の方と一緒に席に入って、懐石の差麩を新人さんにしっかり指導できるようになりました。ベテランさんも新人さんもそれぞれの学びをしていただけるようになって、実は私はとてもうれしい。
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そして、同じ志を持った仲間と一緒に時間を過ごせることも、とても好もしく思っていらっしゃるとも語ってくださいました。
お茶稽古も、懐石教室も、茶事の勉強会も、いつも私も心地よい、楽しいと思えるのは、ご参加いただく皆さんが気持ちの良い方ばかりだから。お茶に真摯にに取り組まれている方を見ていると、本当に気持ちが清々しくなります。
今年はこれまで何かと体調がすぐれなかったのですが、皆さんのおかげで、私もなんとか踏ん張れて、細々と峯風庵を続けてこれました。
少し涼しくなったら、パワー全開で頑張れそうな気分です。

さて、今月の献立
向付   〆鯖梨卸し和え
汁    サツマイモ 粉山椒  赤だし味噌
煮物椀  秋景色真蒸 海老 三度豆 柚子
焼物   時鮭(時しらず知らず)酒焼き
強肴   鱧なると巻き 松茸  茶筅茄子 三度豆
小吸い物 かぼちゃの種
八寸   秋刀魚甘露煮ケシの実まぶし きぬかつぎ
湯斗と香の物
主菓子  初雁

時鮭は産卵のために川を上る秋鮭とは違って海で自然に過ごしている鮭で秋鮭より美味しい。7月8月に北海道の海で上がることが多く、今回は名残の食材として使いました。
懐石は走りの食材 旬の食材、名残りの食材を組み合わせて献立を考えると自然と共に生きる茶人の歓声に寄り添います。

今月は茶筅茄子の実習をするつもりでしたが、小桐ナスという小さい茄子が見つからず、小さめの茄子を探し回りましたが、やっぱり大きすぎでした。残念。

主菓子の初雁は、夕暮れの空をシベリアから越冬のために日本に飛んでくる雁の姿を現しています。雁に見立てた百合根がホクホクとして美味しかったです。

来月の茶懐石料理教室は9月14日(金)15日(土)16日(日)神無月 名残の懐石とお菓子です。
ぜひ、日程ご調整の上ご参加くださいませ。
峯風庵のプログラムは一回毎のお申し込みでご参加いただけます。
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