FC2ブログ

12月23日じないまち峯風庵 夜咄の茶事勉強かおレポ

2019年01月18日 03:25

寺内町峯風庵夜咄の茶事勉強会 クリスマス・隠れキリシタンに思いを寄せて~~

49864365_385423325618437_8042810394768572416_n[1]_convert_20190123132641



今年は静かなクリスマスにしたいとご案内をお出ししていました。クリスマスのバカ騒ぎはお茶には似合いません。キリスト教が日本につたわり禁止されるまでの短い時間は、お茶の成立の時代でもありました。キリスト教の教会の荘厳なイメージや儀礼の所作などが茶道の中に取り入れられ、心洗われる文化が形成されたことはお茶をするもの皆の喜びです。長崎の潜伏キリシタン遺跡が世界遺産に登録されました。私の友人がその活動に3年前からかかわっていて、、オロショ(キリシタン念仏)の話を聞いたときから、今回の茶事の構想をいだき、道具も集め、練り上げてきた茶事の世界です。森ワールドの茶事の世界は泉のように湧き出るものではなくて、実はは皆さんにより深い茶事を味わっていただきたいと苦心惨憺。いくつものテーマを同時に創造しています。

もちろん茶事にご参加いただく皆様の大事な人生時間をいただくわけですから、ある意味命がけです。

茶事の時間が大事な大事な時空であることを、もっと理解していただくように努めなければ。

この茶事では、皆さんの口から白硅が転がり出て、互いの白珪と当たってカラリと音を立てるような、そんな茶事を願っていましたが、なかなかお客さんはむつかしいものですあまり心深い時間がつくりだせませんでしたので、、このテーマを練り直して今年のクリスマスにも再度させていただきたいと願っています。

49756107_368394743949031_2932488525930561536_n[1]_-_繧ウ繝斐・_convert_20190123132537


今回の茶事の収穫は水屋コースの皆さんです。茶事は夜咄にて上がりで、\\te候っといわれるように夜咄葉亭主も大変ですが水屋野働きが本当にむつかしい。懐石ha
暖かいものバカr地をあたたかいうちにタイミングよく出さないといけないし、蝋燭や火鉢田手あぶり屋露地の灯りなど日の扱いもたくさんあります。水屋の人数が足りない中で、よく頑張ってくださいました。じないまち峯風庵での茶事勉強会は私が亭主をしながら進行しますので、より本番に近なります。それに私の作業はいつもよりたいへんです。その私を気遣っていただき、素晴らしい水屋をしてくださいました。ああ、茶事の勉強会を続けて来てよかったなあと心から嬉しく思いました。

いいお客さんは水屋も亭主もしていなかったらできるものではありません。皆さん、今年もいろんなことにチャレンジしてくださいね。

峯風庵ではそのいずれもができるようになるプログラムを用意しています。お茶稽古も単なる割稽古ではなく茶事を想定しての稽古ですから、長くお茶の稽古をしていた方もこれまでしてきた稽古とは違うと(びっくりされることもあります。お茶稽古にも気軽にいらしてみてください。

あ、もう一つうれしかったことがあります。お客コースで詰めをしていただいた、まだお茶を初めて間もない若い男性が、こんなにしてもらって、なんでこんなに会費が安いのですか?と言って財布から5000円のギフト券を2枚出して、これ取っておいてくださいと。お茶をしていてチップをもらったのは初めてのことで、面白かったです。(^-^;

お茶の会費は普通の物販やサービスとは違って損益分離店など考えないで気持ちでしていることですから、私は何とか粥でもすすれればそれでいいのです。お茶のためにはできるだけのことはしますが、すり切れた沓屋毛玉のできたセーターで過ごしていても平気です。(^-^; さて、3年をかけて準備した今回の茶事。待合には長崎の出島の絵を掛けました。初入りの床は2年前に注この日のために注文をして出来上がっていた掛け軸。「話尽山雲海月情」親しい仲間で忌憚なくすべてのことを語りあいましょう。この語には前句がついていて「一重山盡又一重」(いちじゅう やまつきて またいちじゅう)」心の底からすべてのことを語り合うようになるまで(ぜんでいえば悟りを開いてその悟りを仲間と忌憚なく話せるようになる喜びといったものでしょうあ。その前にはたくさんの艱難辛苦があると。

明治になってキリスト教が解禁になって、隠れキリシタンの方々はどんなに喜ばれたことでしょう。

短径の灯りだけで素早く前茶をして、初炭手前。懐石は蒸し物や鍋物。暖かい状態でお出しするのがおもてなし。煮物椀はこの時期にしかできない蕪の海老真蒸鋳込みでした。ちょうどよい大きさの蕪が市場に出回るのがこの季節。水屋野方々にはご苦労をお掛けしました。

千鳥の盃ではお酒をワイン2変えました。イタリアの「キリストの涙」という銘のワインです。八寸はチーズとフランスパン、そして干し無花果。

49603639_945892645606001_2282613094477725696_n[1]_convert_20190123132430


50494100_1785647231540606_4110503931015069696_n[1]_convert_20190123132941


中立をしていただき、鐘鉦を売ってご案内。

50485368_1785647461540583_3883141389000638464_n[1]_convert_20190123132857


床には、殉教時代のマリア観音の木造。花は白い百合です。天使ガブリエルがマリアに受胎告知をしたときにささげた花です。夜咄では白い花は許されますので、ちょうどよかったです。

濃茶、続き薄と、、まるで洞窟の中に隠れて、蝋燭の灯りでオロショを唱えた隠れキリシタンのような気持ちを味わっていただきたいと侘びた道具組にしました。薄茶の主茶碗は瀬戸黒のような形の大振りの鈍い色目の織部茶碗。文様には十字があります。幾何学文様がある織部の茶碗は、ひょっとしたらこの十字を隠すために考案されたのではないかとふと思ったりもしました。

まだまだ書きたいことがありますが、またのお楽しみに。
写真が少ししかありません。悪しからず。
関連記事


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://wa202020.blog64.fc2.com/tb.php/326-31823f7d
    この記事へのトラックバック


    最新記事