9月のじないまち峯風庵 夕去りの茶事レポ

2011年10月20日 00:03

20111年 9月23日 じないまちの茶事 夕去り

じないまちには夕去りの茶事が似合います。
江戸・明治の町並みや楽しい工房やショップを見ながらの町歩きをしていただき、夕方にお席入り。
待合はギャラリーのテーブル席になります。
汲み出しを召し上がっていただき、玄関の土間から露地草履に履き替えていただき、小さな露地に進んでいただきます。
ちょっと工夫をして腰掛待合も作りました。
迎えつけをさせていただき、お客様も蹲を使って箱火鉢のお茶席に入っていただきます。
おっ~~と言う声も聞こえてきました。
これまでに立礼席は、どうも落ち着かないので、なるべく低い立礼をと、座って体が楽な37センチの小さな椅子を求めて、箱火鉢にも枠を大工さんに作ってもらって37センチの高さに。そして、20年前に手に入れていた江戸時代の蔵の戸に北山杉で足をつけて、これも37センチに。蔵の戸囲んで、和やかな雰囲気に。
お正客様は、私の還暦を祝って茶事で招いてくださった方。おもてなしの数々が、脳裏に浮かび、うれしさで心が一杯。何分の一のお返しも出来ませんが、お正客様の親しい方も連客にお呼びすることができたので、楽しんでいただけたらと。
遠路お越しいただきましたお客様からは「ね。これはいいねえ~~。きっと、すぐに話題になって、全国からお客さんが押し寄せて、なかなか予約が出来なくなるでしょう。」とお褒めをいただきました。
そうなると、本当にうれしいのですけれど!!!
まだ夕食には時間が早いので、先に初炭をさせていただき、懐石に。
お酒は地元の河内のお酒「あまの酒」です。
箱火鉢の茶事では、お詰さんにいろいろお世話になります。今回は、茶道塾を開催させていただいている森ノ宮のカルペディエムのオーナーがフランスから帰国中でしたので、お詰をお願いしました。
中立には、露地に蝋燭の灯りをご用意しました。
お月見の趣向でしたので、兎の形のキャンドルも登場しました。
夕去りの茶事では、初座が陽で、後座が韻になりますので、床には軸をかけます。
短ケイの灯りと蝋燭一本の灯りは、はじめは本当に暗くて少し不安に感じるくらい。そのうちに目が慣れてきて、見えなかったものが不思議に見えてきます。
茶事の一番のおもてなしは濃茶ですが、親しい方々とのあれやこれやのお話も本当に楽しくて時間が立つのを忘れてしまいました。
お月見の茶事でしたが、月は茶道とする上で目指すもののたとえでもあります。これからじないまちで、また、新たな茶の道を歩み始め用途、気持ちを新たにさせていただきました。
続き薄で薄茶を差し上げて、いよいよ、お別れのとき。
露地に灯りが、中立のときより輝いて見えました。
じないまちの城の門筋には燈篭に明かりが入って、風情もひときわ。
茶事のお客様を、見送ってくれました。
本当に、夕去りの茶事はじないまちによく似合います。
これからも、夕去りの茶事をしてゆきますので、是非、御付き合いください。
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