10月のじないまち峯風庵の月釜=後の雛祭り レポ

2011年10月20日 00:08

2011年10月8日 じないまち 後の雛祭り 月釜

2011年10月じないまち月釜 後の雛

雛祭りは三月ですが、関西の歴史のある古い街では、秋にも後の雛祭りとして季節の菊とお雛様を飾る風習があったそうです。
江戸・明治の町並みが残る、じないまちでも、この風流なイベントを再興しようと5年前から、町の施設や古民家でお雛さんが飾られるようになりました。
思えば、じないまちに移り住むきっかけが昨年の後の雛祭りでした。
歴史ある町のあちこちに雛人形が飾られていて、立派なお雛さんや珍しいお雛さんも一杯
。町歩きに疲れてコーヒーを飲みに入ったお店で隣に座っていたのが、ボランティアでじないまちの空き家を紹介する団体の方でした。軽い気持ちで、申し込み書に記入。空き家はなかなかでないので、2~3年は待ってもらうことに~~といいお話。
まさか、こんなに早くに実現するとは、驚きです。

2011年10月じないまち月釜 後の雛

町が私を待っていてくれたみたいです。今年は、私も茶室にお雛さんを飾って、月釜を掛けました。
じないまち峯風庵の横にある富栄えびすさんと、河内一帯の産物を集めて賑ったじないまちにちなんで、考案した「昔商家の賑い ゑびす膳」と地元のお酒で点心席。箱火鉢の茶室で、薄茶をゆっくり召し上がっていただきました。
ゑびす膳は、季節の食材が変わるので、メニューも変わります。
恵比壽さんにちなんで、鯛と海老はどこかに使うのを、酒造りで栄えたじないまちの物語をつなぐために酒粕を何かに使います。

点心は、懐石料理以上にこまごまとした数多くの料理が必要で、またまた徹夜。

2011年10月じないまち月釜 後の雛

2011年10月じないまち月釜 後の雛


鯛の昆布〆
地鶏と栗と干し葡萄の照り煮 刻み柚子
兎海老
小芋の黄な粉まぶし
秋鮭幽庵焼酒かすと豆乳掛け
無花果の田楽
菊の花のてんぷら
車麩の卵煮
茶筌茄子
結び小松菜
香の物

大根のまびきなご飯
ハマグリの吸い物

お酒は、地元のあまの酒

主菓子はドライフルーツとナッツが一杯入った「実りの秋」
干菓子は、菊花の落雁  菊の葉の雲平
時代の貝合わせの蒔絵皿に盛り合わせました。

2011年10月じないまち月釜 後の雛


お菓子まで作ったの~~と、びっくりされましたが、せっかくお茶させていただける機会なので、できる限りのことはと思っています。

お茶のお道具は菊と雛のお祭りなので、菊尽くしにしました。

箱火鉢の茶室のあちこちには愛らしい雛人形。
私が生まれたときに両親が買ってくれた、いまや骨董のお雛さん。

2011年10月じないまち月釜 後の雛


三人官女は、イギリスのアンティークテーブルにちょこんと。三人官女が点心席のおもてなしをしているイメージで。

2011年10月じないまち月釜 後の雛

茶室の床には、内裏様。五人囃子は、袋戸棚の上で、BGMを。仕丁は、今年も炉(箱火鉢)の周りで、釜のお守りです.

雛


こんな飾り方もあるのね~~と、皆さんに楽しんでいただけて、よかった、よかった。
今回初めての試みは、雛人形の箪笥や長持が出てきたので、それを香合代わりに飾りました。



月釜が終わってからは、通りすがりの方にも、薄茶一服の箱火鉢のお茶体験もしていただきました。
是非、来年の後の雛祭りには、もっとたくさんのお客様にいらしていただきたいものです。

11月の月釜は11月12日(土)です。じないまち散歩の日ですので、軒下マーケットもお楽しみいただけます。秋の一日、是非、じないまちでお楽しみください。
関連記事


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://wa202020.blog64.fc2.com/tb.php/46-6719feb0
    この記事へのトラックバック


    最新記事